タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-生涯学習(E類)
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60734100 
科目名   博物館資料論  
担当教員   黒尾 和久  
対象学年   2年   クラス   51  
講義室   遠隔   開講学期   春学期  
曜日・時限   月5   単位区分   選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  教育支援課程 教育支援専攻文化遺産教育サブコース選択科目A、教育支援課程 教育支援専攻生涯学習サブコース選択科目A 
備考   
ナンバリング   132E11 
ねらいと目標 本講義では、博物館資料とは何か?という問題を考える所から始め、博物館資料の収集・整理・保管などに関する基礎理論や方法などを学び、同時に、博物館における調査研究活動について考察することを通して、博物館資料に関する基礎的知識を身につけることを目標とする。また、そのことを通して、博物館の存在意義とは何か? について考察することもねらいとし、<もの>資料の性格と、その価値を見いだす<ひと>(=学芸員)との関係について考える態度を身につけさせる。 
内容 「博物館は、物と人間との関係を人々に示す施設」であるが、本講義では、博物館資料の収集・整理・保管などに関する基礎理論や方法、博物館における調査研究活動などについて具体的事例を通して紹介するとともに、特に、歴史資料に焦点を当てて、さまざまな角度から博物館資料(もの資料)と歴史認識についても考察を深めていくこととする。 
テキスト 伊藤寿朗『市民のなかの博物館』吉川弘文館 1993年 2000円 ★要購入★
君塚仁彦・名児耶明編『現代に活きる博物館』有斐閣 2012年 2205円 ★要購入★
 
参考文献 例えば、伊藤寿朗「日本博物館発達史」『博物館概論』学苑社所収、君塚仁彦「東北アジア「歴史を逆なでする」博物館」季刊『前夜』に連載。李亀烈著・南永昌訳『失われた朝鮮文化』新泉社、君塚仁彦編・東アジア教育文化学会『平和概念の再検討と戦争遺跡』所収論文、福田敏一編『考古学という現代史』雄山閣所収論文。博物館問題研究会編『博物館問題研究31号 博物館の存在意義を再検証する』所収論文。国立ハンセン病資料館ブックレット1 シンポジウムの記録『隔離の記憶を掘る~全生病院「患者地区」を囲んだ「堀・土塁」』。又吉盛清他編『靖国神社と歴史教育』明石書店 その他、適宜講義にて紹介します。 
成績評価方法 学期末提出の課題レポーが中心(8000字以上)。そのほか、講義中のミニレポート。出席等により、評価します。 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1ガイダンス・「博物館」と「資料」(もの)・「学芸員」(ひと)・「教育」(まなび)の相互関係
2博物館資料とは何か?「もの」資料は自ずから語るのか?
3博物館資料の性格と種類
4「もの」はいかにして「博物館資料」になるのか?-資料化の過程
5博物館資料の収集・整理・保管・活用①(収集方法と博物館倫理)
6博物館資料の収集・整理・保管・活用②(受け入れ手続きと整理作業)
7博物館資料の収集・整理・保管・活用③(分類・整理・目録作成)
8博物館資料と調査・研究活動①
9博物館資料と調査・研究活動②
10文化財と博物館資料
11博物館資料の概念と視点①(もの資料と歴史認識・総論)
12博物館資料の概念と視点②(もの資料と歴史認識-考古資料を中心に)
13博物館資料の概念と視点③(もの資料と歴史認識-近代地域資料を中心に)
14博物館資料の概念と視点④(もの資料と歴史認識-「歴史遺産」について)
15まとめ-改めて、博物館資料を考える
授業時間外における学習方法 時間のあるときにジャンルを問わず博物館・資料館・美術館の見学をしてください。
その際に、この施設は、「もの」の展示を通して、いかなる「こと」を伝えようとしているのか、考えてみてください。 
授業のキーワード 「もの」(=資料)は直接、語らない。「もの」をして「こと」(=概念・価値・思想)を語らせしむるのが「ひと」(=学芸員)である。 
受講補足(履修制限等) 1年生での履修はご遠慮ください。 
学生へのメッセージ  
実務経験のある教員による科目 〇 国立ハンセン病資料館(学芸課長・学芸部長)・国立重監房資料館(部長)勤務。(2009年4月から現在に至る) 
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 対面形式を予定していますが、履修生が多い場合には遠隔形式を採用します。 
その他 講義内容・日程は変更することがあります。 
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