タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-国際教育(A類)
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60631200 
科目名   国際教育演習C  
担当教員   塚原 健太  
対象学年   3年   クラス   51  
講義室   S407    開講学期   春学期  
曜日・時限   木1   単位区分   選必  
授業形態   演習   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程国際教育選修選択科目A 
備考   
ナンバリング   133392 
ねらいと目標 新学習指導要領に示された「主体的・対話的で深い学び」や「考え、議論する道徳」を始めとして、近年、他者や学習対象との対話を導入することにより、学校における学びを編み直す必要が叫ばれている。「他者との対話」を学校教育の中核に位置づけた教育改革は、どのような意義を持つだろうか。また、その渦中で教育に参与する私たちはにはどのような資質が必要であろうか。本演習では、対話そのものを学校教育のプログラムとして導入する「子ども哲学(哲学対話とも)」(Philosophy for/with Children)の思想と実践の検討、および実際に哲学対話を実践することを通して、これらの問いを追究したい。これらの演習を通して、教師として子どもたちと対話するための基本的な視点を獲得するとともに、対話を取り入れた学校改革を分析的に捉える視点の獲得を目標とする。 
内容 1.「子ども哲学」に関する基礎文献の講読を行い、報告担当者は担当箇所の概要をまとめるとともに、論点を提出し、クラスでのディスカッションをファシリテートする。参加者は、毎回、A4判1ページのコメント・論点メモを作成し、議論に参加する。これらを通して、「子ども哲学」の理論と実践の基礎知識を修得する。
2.「子ども哲学」を導入している学校や、「子ども哲学」に類する活動を導入して国内外の事例を各自調査する。その結果はレジメにまとて授業で報告を行う。参加者は報告を受けて、ディスカッションを行う。これにより、「子ども哲学」の実践について理解を深める。
3.実際にクラスで「哲学対話」を行うことによって、その意義と課題について考察する。 
テキスト 1.土屋陽介『僕らの世界を作りかえる哲学の授業』青春出版社、2019年、900円+税。
2.梶谷真司『考えるとはどういうことか―0歳から100歳までの哲学入門』幻冬舎、2018年、840円+税。
※授業の実施方法や受講生の関心に応じてテキストを変更する場合がある。詳しくはオリエンテーションで説明するので、その後購入すること。 
参考文献 マシュー・リップマン/河野哲也、土屋陽介、村瀬智之(監訳)『探求の共同体―考えるための教室』玉川大学出版部、2014年
マシュー・リップマン、フレデリック・オスカニアン、アン・マーガレット・シャープ/河野哲也・清水将吾(監訳)『子どものための哲学授業―「学びの場」のつくりかた』河出書房新社、2015年
お茶の水女子大学附属小学校・NPO法人お茶の水児童教育研究会(編著)『新教科「てつがく」の挑戦―“考え議論する”道徳教育への提言』東洋館出版社、2019年
その他は、授業中に指示する。 
成績評価方法 ・報告の内容 20%
・レジメの内容 20%
・コメント・論点メモの内容 20%
・議論への参加状況 20%
・対話への関与の仕方 20% 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1「子ども哲学」とは、授業のねらいとスケジュール
【哲学とは何か?という問いに対する自分なりの答えを考えてくること】
2世界における「子ども哲学」の実際
【インターネットを使って「子ども哲学」や「哲学対話」について調べてくること】
3テキスト1「第1章 「友達と恋人の“好き”は同じ?」「“正義”ってなんだろう?」―教室で哲学する子どもたち」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
4テキスト1「第2章 フランス、アメリカ、オーストラリア…世界の子どもが学んでいる哲学の授業」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
5テキスト1「第3章 AI時代のまっとうな思考力を磨く!日本の学校に広がる哲学対話の授業」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
6テキスト1「第4章 哲学対話における「哲学」とは何か ただの会話とは違う、とっておきのキキメ」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
7テキスト1「第5章 街角の哲学カフェ案内 大人たちもみんなで哲学する!」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
8テキスト1「第6章 すぐ実践できる!哲学対話の5ステップ」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
9テキスト2「第1章 哲学対話の哲学」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
10哲学対話を実践してしてみる
【哲学対話のルールやステップを確認しておくこと】
11テキスト2「第2章 哲学の存在意義」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
12テキスト2「第3章 問う・考える・語る・聞く」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
13テキスト2「哲学対話の実践」の講読
【テキストの該当ページを読み、「コメント・論点メモ」を作成しておくこと】
14哲学対話を導入した実践事例の検討1 小学校
【小学校で哲学対話を実践する場合の意義と課題についての自らの考えを「コメント・論点メモ」にまとめておくこと】
15哲学対話を導入した実践事例の検討2 中学・高等学校
【中学・高等学校で哲学対話を実践する場合の意義と課題についての自らの考えを「コメント・論点メモ」にまとめておくこと
授業時間外における学習方法 毎回の授業時間外における学習は、「授業スケジュール(展開計画)」に【 】で示してあるので、参照のこと。
これ以外に、報告の担当者は、調査・レジメの作成などに相当の時間を要する。 
授業のキーワード 子ども哲学、哲学対話、Philosophy for/with Children、主体的・対話的で深い学び、学習指導要領、アクティブ・ラーニング、グループ学習、ディスカッション 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ  
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 本授業は、遠隔形式もしくは一部対面形式で実施する予定である。遠隔で実施する場合は、オンデマンドとライブ配信を併用する予定である。詳しくは、オリエンテーションにて、受講生の要望を聞きながら調整を行う。それに伴い、授業のスケジュールや内容を変更する場合がある。
なお、第1回のオリエンテーションは、対面で実施する予定である。 
その他 受講生の関心や理解度に応じて毎回のトピックや重点の置き方、順序などを変更することがある。  
Copyright(C) 2013 NTT DATA KYUSHU Co.,Ltd All rights reserved.