タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-保健体育科
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60020100 
科目名   スポーツ・フィットネス実習  
担当教員   渡辺 雅之  
対象学年   1年   クラス   59  
講義室   体育施設    開講学期   春学期  
曜日・時限   水3   単位区分   必修  
授業形態   実技/実験/実習   単位数  
受講対象  健・スポ領域:必修共通 
備考  対象:AB音楽/美術 A保体/学教/学心/国際/幼教 B書道 C特支 D養護 内容:卓球 
ナンバリング   111373 
ねらいと目標 運動は身体・精神の両面から健康と体力の保持増進において重要な役割を持つことから、運動を年齢問わず生涯にわたって趣味や生きがいとして親しもうとする姿勢が豊かなライフスタイルの実現において重要となる。本授業では、各スポーツ・フィットネス種目の実践を通じて、以下に挙げるような運動に対する素養を高め、自身と運動との関わり方について体験的に学ぶ。
・各種目のルールや特性(楽しさ)への理解
・基本的な技術の習得や技能の向上
・実践するにあたっての安全面に対する配慮
・仲間とのプレーによる人間関係の構築などの副次的効果 
内容 各種目のルール。特性を理解し、各種運動における基本動作を身につけ、安全に配慮しつつ、ゲーム、各種プログラム、実演などを通して、運動を楽しむ。卓球はネット型のスポーツでテニスやバドミントンのようにラケットを用いる種目である。サーブを出すことによってラリーもしくはゲームが始まる。打法は前面打法と側面打法の2種類を学ぶ。この2種類の打法によってゲームに必要なすべての回転に対して対応可能であることを理解する。ゲームは11点制で行われる。時間の関係で1ゲーム制を主とするものの時に3ゲーム制も行う。シングルスの前に集団ラリーやダブルスの導入を行う。ゲームはリーグ戦形式(総当たり制)を基本とする。
卓球という球技の特性を理解し、その技術構造や練習方法などを知るとともに受講者の卓球技能を高めつつ、生涯スポーツとしての卓球という題材の有用性に触れる。ここでの卓球とはARP理論に基づく、卓球の理解をベースに置く。Aとは打球時の身体の回転軸のことであり、Rとはリズム、Pとは姿勢のことである。無理なく、無駄なく、美しくプレイして欲しい。打法、ボールの回転、ゲームの進め方の3点を理解・実践できるようにしたい。 
テキスト 必要としない。 
参考文献 卓球に関する映像情報はネット上にたくさん存在するが、ARP理論の入門には以下を参照されたい。
1)山中教子;軸・リズム・姿勢で必ず上達する 究極の卓球理論ARP 夜間飛行 4,950円
2)山中教子;ARP理論による知りたかった上手な卓球理論編 岩波映像(株)制作 (株)サウンド球貴 12,600円
また、以下を卓球というスポーツに関する広範なガイドとして読まれたい。
 ・荻村伊智朗;スポーツが世界をつなぐ いま卓球が元気 岩波ジュニア新書226 600円
 
成績評価方法 平常点(受講態度・意欲等):80%
実技点(プレーへの理解度・技能表現力・上達度等):20% 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1卓球ガイダンス(シューズのこと、ラケットの選択:用意されているラケットからペン型かシェーク型を選ぶ、ボールのこと:40mmボールと44mmボール)、初回時には1点マッチというゲームをエレベーター方式(勝てば上位台へ移動し、負ければ下位台へ下がる仕組み)で行いながらルールを学ぶ。シングルスかダブルスかあるいは両方を行うこととする。
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には卓球のルールを確認することとする。
2一人球つきや二人球つき:ラケット操作と力関係の把握、ボールコントロールを確かめる
集団ラリー:ラケット操作として角度や向き、力の加減、ボールコントロールを実践で確かめる。5~6人で1チームとし、打球したら最後尾へ移動し、次の人が打球することの繰り返しで、集団ラリーを体験する。相手との勝敗ではなく、何回ラリーが続けられるかが重要である。
ためしのゲーム:まずは11点マッチのゲームを体験することによって2本ごとにサーブを交代すること等ゲームの流れを理解する。
予習には前回とは異なる卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には卓球のルールを確認することとする。
3ARP理論による前面打法の理解と習得;リズム出しと姿勢に注意してARP卓球を体験する
ダブルスの方法とためしのゲーム;既習の技術をもとに、ダブルスのルール理解のためのゲームを行う
予習には卓球の映像のうちダブルスのゲームを一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には卓球のダブルスに関するルールを確認することとする。
4ARP理論による前面打法の理解と習得;前回に引き続き前面打法の習得を目指す
ARP理論による側面打法の導入;側面打法のイントロダクションを体験する(ここで軸の意識を)。ここまででARP理論の卓球のA;軸、R;リズム、P;姿勢の3要素が揃う。
ダブルスのゲーム;前回に引き続き行う。サービスとレシーブの交替やローテーションを確実に行う。
予習には前回と異なる卓球のダブルス映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には卓球のダブルスルールを確定することとする。
5前面打法の練習と側面打法の理解と習得;前面打法対側面打法という形式で主に側面打法の理解・習得を進める
ダブルスのゲーム;ルールは確定された前提でゲームを行う。トーナメント方式を取り入れて緊張感を高める
予習には卓球のダブルスの映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には卓球のルールを確定することとする。
6前面打法の反復練習と側面打法の理解と習得;前回の続き
シングルスのゲーム;ダブルスのゲームは前回で終わり、シングルスに移行する初回のリーグ戦(この総当たり戦を通じて1部から2部、3部と技能別のリーグ策定のためのゲームと位置付ける)
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる
7側面打法の練習;側面打法対側面打法という形でラリーを体験する(フォアハンドとバックハンドの両方を行う)
シングルのゲーム;前回のリーグ戦結果をもとに作られた技能別リーグを行う。2部以降の1位は上部の最下位と入れ替え戦を行い、勝てば昇格もしくは残留となる
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
8前面打法と側面打法のコンビネーション練習;両打法を交互に、スムーズに行えるようコンビネーション練習の段階へ進む。
シングルスのゲーム;リーグ戦を実施する
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
9スマッシュの導入;側面打法の究極としてのスマッシュを行う。側面打法は軸を作って回転するが、その回転を理解できたかどうかをスマッシュによって確認する。軸がなければスマッシュは打てないからである
シングルスのゲーム;リーグ戦を実施する
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
10回転の導入;これまでは回転への意識は持たせず、ゆえに前進回転(トップスピン)でのラリーであったが、これより回転(スピン)を導入する。
シングルスのゲーム;リーグ戦を実施する
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
11バックスピンを軸とした練習;回転(スピン)のうち、バックスピン(下回転)の習得を目指す。ラケット操作が上向きになるため、卓球の意識転換が重要となる。
シングルスのゲーム;リーグ戦を実施する。
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
12バックスピンに対応する打法(角度打ち、ドライブ打法);バックスピンの打球に対し、その回転を認識できるか、認識の上で各同地やドライブ打法などの対応技術を体験する。
シングルスのゲーム;最終リーグ戦を行う
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
13シングルスのゲーム大会;卓球のトーナメント大会を体験する(くじ引きによりトーナメントを作り、実施する)
バックスピンサーブ;下回転(バックスピン)をサーブから実施する
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のトーナメント大会の振り返りを400字程度でまとめる。
14サイドスピンの導入;横回転(サイドスピン)の効用を理解して、サイドスピンにトライする(サービスであったり、ラリー中であったり)
シングルスのゲーム;これまでゲームをしていなかった相手を中心にゲームを行う
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習には本日のゲーム結果の振り返りを400字程度でまとめる。
15まとめとしての技能確認練習;前面打法や側面打法、コンビネーションなど言語指示によるものだけで理解して練習できるかを確認する
レシーブ確認テスト;様々な回転、長短、コース別のサービスに対応してリターンできるかテストを行う
 1)レベル1:とにかく相手台上に返せるか
 2)レベル2:リターンできて相手の攻撃を阻止できる
 3)レベル3:リターンから攻撃的となり、得点できるか
予習には卓球の映像を一つ視聴し、その感想を400字程度でまとめることとする
復習にはこれまでの振り返りを2000字程度でまとめる。
授業時間外における学習方法 授業前後にはそれぞれ約30分程度の時間外学習を必要とする。各回の時間外学習は、授業スケジュールに記載してある。
初回は、予習結果のみを提出するが、2回目からは前回の復習と次回の予習をセットにして提出する。
高校時代と比較して必然的な運動不足の傾向は否めないであろう。なので、少しずつ体を動かすことを実施して欲しい。急にがつがつやらないこと。
 
授業のキーワード ARP理論、卓球、アクティブ・ラーニング、自己理解、他者理解、技能認識 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ 卓球は老若男女いつでもどこでも安全に行えるスポーツです。大勢でも楽しめるし、少人数でも、ラリーだけでも運動量確保が可能な生涯スポーツです。この機会に是非卓球を学んでみてください。
ゼミ合宿等でのレクリエーション活動に、温泉卓球の例の如く、キラッと光る技能を見せられるよう、習得してください。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 対面形式と遠隔形式のハイブリッドで行う。遠隔形式はオンデマンド型とする。 
その他  
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