タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-音楽科
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60565600 
科目名   音楽心理学  
担当教員   竹内 貞一  
対象学年   3年   クラス   51  
講義室   音講1     開講学期   秋学期  
曜日・時限   木2   単位区分   選択  
授業形態   演習   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程音楽選修選択科目A2、中等教育教員養成課程音楽専攻選択科目A4 
備考   
ナンバリング   133342 
ねらいと目標 音楽的発達,音楽の知覚・認知,情動体験など,人と音楽の関わりを心理学的側面から明ら かにし,音楽科教育において音・音楽のもつ意味を多角的に検討することを目的とする。 
内容 音楽の発達心理学,音楽の学習心理学,音楽の知覚心理学,音楽の認知心理学,創造・作曲の過程に関する心理学的解釈,演奏の心理学的意味,特別な支援のニーズと音楽学習など,音楽と心理学の関係を網羅的に扱う。この分野の初学者が,これまでの自分自身の音楽的歩みや将来に関連付けて考えられる様に,内容を構成する。 
テキスト テキストは特に指定しない。適宜,プリントを配布する。 
参考文献 梅本堯夫・編著(1996)音楽心理学の研究,ナカニシヤ出版
谷口高士・編著(2000)音は心の中で音楽になる,北大路書房
ジョスリン&スロボダ(2008)音楽と感情の心理学,誠信書房
ミール,マクドナルド&ハーグリーブス(2012)音楽的コミュニケーション:心理・教育・文化・脳と臨床からのアプロ ーチ,誠信書房 
成績評価方法 以下の3点を得点化し,総合的に判断する。
1)積極的な授業参加度(必然的に出欠席状況はこれに反映される)35%
2)授業前・後の学習課題への取組み(毎授業で出される事前事後学習課題への取組み)30%
3)期末レポート課題の記述評価(課題に沿った論述内容,あるいは合理的な論)35% 
授業スケジュール(展開計画) 授業の展開は下記の通りとする。ただし,授業の進度や履修者の学習状況配慮し,授業の内容及び順序を一部変更することがあり得る。なお、第11回、および第12回については、例示の3人の作曲家の内、履修者の希望が多い順に2人を選び、それぞれの回で扱う予定である。
内容
1ガイダンスおよび総論
―音と心の関係について:この授業で扱う内容および位置づけの確認―
2人間の発達と音楽(1)人間の発生と音・音楽
―Urmusikとしての音環境―
3人間の発達と音楽(2)乳幼児期の音・音楽反応
―音の探索・音楽的行動の芽生え―
4人間の発達と音楽(3)音楽的発達と教育
―音楽学習のあり方と生涯発達における音楽―
5人間の発達と音楽(4)音楽学習と合理的配慮
―特別な支援のニーズと音楽学習における発達臨床的配慮―
6音楽の知覚・認知(1)音と聴覚
―音がきこえるということ―
7音楽の知覚・認知(2)音楽の認知とゲシュタルト心理学
―私たちが音の連なりを音楽として捉える仕組み―
8音楽の知覚・認知(3)感性と音楽の印象の関係
―感性とは何か・音楽的感性の働きと楽曲の印象形成―
9音楽の知覚・認知(4)音楽的感性と人格特性の関係
―同じ楽曲を聴いても異なる感想が生じるメカニズム―
10音楽的創造の心理学(1)病跡学とはなにか
―過去の「天才・異才」の業績にみる深層心理と作品への投影の関係―
11音楽的創造の心理学(2)Schumann, R. または Wagner, R. の場合
―創作の根底に流れるもの,ライフイベント・疾病 と作品の様相の関係 または Wagnerismと心理反応―
12音楽的創造の心理学(3)Schumannm, R. または,Shostakovich, D. の場合
―ライフイベント・疾病と作品の様相の関係,または,社会背景が創作に及ぼす心理的影響―
13音楽演奏の心理学(1)演奏者の役割に関する心理学的解釈
―音楽的コミュニケーションとは何か,音楽演奏と動機づけの理論―
14音楽演奏の心理学(2)演奏不安(あがり)について
―演奏不安はなぜ起きるのか―
15応用的な音楽 ―音楽を利用・応用すること・ まとめ
―音楽心理学の展望,今後の学びのために―(期末レポート提出日)
授業時間外における学習方法 毎回の授業において,次回の授業までに確認,まとめてくるべき内容について指示する。履修者は,それぞれ課題についてまとめて授業に出席することが求められる。授業時間とこ れら課題についての取組みの双方がそろって,1回の授 業への出席が完結することに留 意。 
授業のキーワード 音楽心理学,音楽教育,アクティブラーニング(グループでの情報整理・授業冒頭) 
受講補足(履修制限等) 本授業の内容は,教育学部音楽科学生の受講を前提としている。そのため,科外から履修を希望する場合は,音楽科学生と同等の音楽的技能および音楽的専門知識を持っていることが望ましい。 
学生へのメッセージ この講義では,音楽と心の関係を幅広く取り上げることを通して,一人でも多くの学生が, 自分自身と音楽の関わりを今までとは異なる視点から捉え直してみる機会を提供したいと考えている。履修される皆さんには,人と音楽の関わりについて様々な切り口から考えることを通して,教育現場に出てから児童・生徒と,あるいは生涯学習の場面において 音楽 を学ぶ多様な人たちに対して,自由で柔軟な音楽への思いを持って指導できる教育者になっていくことを期待したい。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 大学全体の方針に従って判断します。現時点では、原則として対面形式を予定していますが、今後の状況次第では、一部、または全ての授業形態が変更になる場合があります。その際は、追って連絡します。 
その他  
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