タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-技術科
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   50679600 
科目名   近現代社会と技術・職業教育  
担当教員   坂口 謙一  
対象学年   4年   クラス   01  
講義室   S303    開講学期   秋学期  
曜日・時限   金1   単位区分   選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程ものづくり技術選修選択科目B、中等教育教員養成課程技術専攻選択科目A 
備考   
ナンバリング   134311 
ねらいと目標 【ねらい】
本授業は、中学校技術科(技術・家庭科の技術分野)の教育課程制度に焦点を当てた、日本における普通教育としての技術教育制度の現代史に関する基本的内容を学ぶものである。
【到達目標】
(1)必修の技術科が成立・発足してから今日に至るまでの、当該教育課程制度の変遷の概要を理解できるようになる。
(2)それよりも前、必修の技術科が成立する以前の、当該教科の歴史的前身諸教科に関する教育課程制度の変遷のうち、新学制下の概要を理解できるようになる。 
内容 技術科が1958年に中学校の必修教科の1つとして成立してから約60年が経過した。技術科の歴史的な前身教科が具体的な姿を現し始めたのは、明治政府が「大日本帝国憲法」の立案に本格的に着手し始めた1881年頃である。それから約130年の間、必修の技術科の系譜に位置づく諸教科の中で最も長期にわたって安定的に存続しているのは、この技術科および技術・家庭科である。本授業は、狭義には、このような技術科の教育課程制度に関する近現代史のうちの現代史の概要を学ぶものである。そして広義には、このことを通して、日本において、すべての子ども・青年を対象とした普通教育の一環としての技術教育ないしは技術・職業教育が、制度として形成され、成立・展開した歴史的プロセスの特徴とその意味を知ることをめざしたものである。 
テキスト 書籍としてのテキストは指定しない。 
参考文献 ①日本産業技術教育学会技術教育分科会編『技術科教育概論』九州大学出版会、2018年。
②坂口謙一編著『技術科教育』一藝社、2014年。
これら以外は、授業の中で適宜指示する。 
成績評価方法 ①平常点評価(課題等の達成状況) 25%
 「課題」とは、授業中に指示したレポートなどである。
②最終テスト 75%
 最終テストは、本授業の「ねらいと目標」が達成されているかどうかを確認するものである。 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1オリエンテーション
2近現代史のアウトライン:現代史を中心に
3必修制の技術科の誕生と克服すべき2つの大きな課題
4本流としての職業・家庭科からの経路
5図画工作科からの経路
6冷戦体制下の「科学技術」教育を担う技術科が誕生した1958年改定
7「生活技術」寄りに舵を切った1969年改定
8標準授業時数の削減、相互乗り入れ等の1977年改定
9普通教育としての技術教育制度が成立した1989年改定
10「技術分野」と「家庭分野」から構成されるとした1998年改定
112008年改定(1)「生きる力」の育成の本格的推進
122008年改定(2)「科学技術リテラシー」「技術ガバナンス」能力育成への本格的シフト
13経済のグローバル化を推進する科学技術教育路線を確定させた2017年改定
14総括:歴史の「大きな流れ」をつかむ
15まとめ及び最終テスト、学生授業アンケート
授業時間外における学習方法 授業時に配付したプリント等による予習・復習に努めてください。とくに復習が重要です。授業時には、テキストの要点のみを取り扱う場合が少なくありません。このため、授業内容に関し理解しにくかったところは、まず復習し、それでも理解できなかった場合は必ず質問してください。 
授業のキーワード 技術科/普通教育/技術教育/男女共学/制度史/新学制/旧学制 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ 本授業は、「中等技術科教育法Ⅱ」で取り扱った「技術科の歴史」をより深く学ぶものです。技術科は、中学校のみに位置づけられた「技術・家庭」科の一部として、家庭科と複合化されて存在しています。技術科は、こうした特殊な位置づけのため、その制度的変遷に注目すると、日本の学校教育制度全体の歴史的特徴が見えてきます。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 遠隔を主とし、一部対面を取り入れたハイブリッド方式の予定。遠隔授業で実施する場合はオンデマンド型(非同期型)とし、WebclassとマイクロソフトStreamを併用する。具体的な履修方法は、授業開始前にポータルメッセージにより通知する。 
その他  
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