タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-地学
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60549900 
科目名   気象学概説  
担当教員   佐藤 尚毅  
対象学年   2年   クラス   51  
講義室   C301    開講学期   秋学期  
曜日・時限   金3   単位区分   選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  中等教育教員養成課程理科専攻選択科目A、初等教育教員養成課程理科選修選択科目A 
備考   
ナンバリング   132301 
ねらいと目標 日々の天気予報や、地球温暖化問題など、社会的な関心を高いテーマを含む、気象学の概要と基礎を数理的に理解することを目標とする。 
内容 気象学の基礎として、大気の熱力学過程、力学過程、物理過程を解説し、さらに、それらを応用した話題として、各スケールでの大気の運動や気候変動などについて議論する。簡単な実習も行なう。また、関連する教員採用試験や気象予報士試験の過去問を例題として授業時間内に出題する。この授業の内容は、気象予報士試験、防災、環境問題に関連する有用な基礎知識を含む。 
テキスト 基礎から学ぶ気象学・佐藤尚毅・東京学芸大学出版会・2500円+税。 
参考文献 一般気象学 第2版補訂版・小倉義光・東京大学出版会・2800円+税。 
成績評価方法 最終テストのみで評価する。テストでは、参考書・ノート・プリント等の持ち込みは不可とし、授業内容全般の要点の理解について、方程式やその物理的な意味の理解という観点を含めて評価する。暗記よりも論理思考力を重視する。数式を用いた問題においては十分なヒントを与え、数学が苦手な人でも解きやすくなるように配慮する。 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1地球大気の概観
2大気の熱力学
3大気の安定度(1) 乾燥大気と湿潤大気の安定度
4大気の安定度(2) 温位とエマグラム
5雲と降水
6大気における放射
7実習(1) 太陽放射と光電池
8大気の力学(1) コリオリ力と地衡風
9大気の力学(2) 温度風、収束・発散と渦度
10大気の大循環
11温帯低気圧と傾圧不安定
12熱帯低気圧と台風
13気候の変動
14授業のまとめ、最終テスト
15実習(2) 天気予報に挑戦
授業時間外における学習方法 理解を定着させるための問いを出題するので、授業時間外の復習として取り組むこと(所要時間90分程度)。過去の最終テストの問題も配布するので、練習問題として取り組んでほしい。一部、時間の都合により、配布されたワークシートにより各自で予習をする箇所がある。また、学部初年次レベルの物理学に関して自由参加の補講を実施する(他選修・他専攻や単位互換など幅広い受講者を考慮してできるだけ金曜6限に実施の予定)。 
授業のキーワード 環境教育、キャリア教育、防災教育 
受講補足(履修制限等) 他選修・他専攻、上位学年、下位学年、再履修、単位互換、高大連携すべて歓迎。授業見学も可。気象予報士を志望する学生には特に履修を推奨。高等学校での地学の履修は前提ではない。学部初年次レベルの数学、物理学の知識を前提とする箇所があるが、授業時間内での解説や自由参加の補講もあるので、高等学校の数学や物理の要点を必要に応じて学び適用できる力があれば問題ない(今の段階では知らない部分があっても勉強して理解できればよい)。機材や気象条件などの都合により順序を入れ替えることがある。履修希望者全員を受け入れるが、受講者数を把握するためできるだけ春学期に履修登録をお願いしたい(後で変更してもよい)。 
学生へのメッセージ 気象に興味がある人ならだれでも歓迎です。理科の専攻科目ですが、例年、他選修・他専攻の人を受け入れています。気象予報士になりたい人には特におすすめです。基礎からきちんと学びますので、少し遠回りかもしれませんが、気象に限らない理科全般の確かな力が身に付きます。日常生活、学校現場、防災、野外活動など、いろいろな場面で役に立つので、理科選修・専攻以外の人にもぜひ履修してほしい授業です。論理を整理して組み立てていくので、数式が出てきます。数式を単なる記号の羅列とみて丸暗記しようとすると嫌になってしまいますが、その意味を理解すると新しい世界が広がります。逆に、数学を専攻する人にとっては数学の応用例として有意義に学べると思います。講義の第2~4週と第7~8週は基礎理論が中心なので少し難しく感じるかもしれませんが、諦めないでください。そこを乗り越えれば気象学の本当のおもしろさを味わうことができるでしょう。気象予報士試験の受験を考えている人や実用的な側面からも学んでいきたい人は「天気予報セミナー」への参加をあわせておすすめします。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 対面形式 
その他 授業担当教員は気象予報士です。授業の資料はhttp://kishou.u-gakugei.ac.jpで閲覧できます。 
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