タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-生物学
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60549100 
科目名   生態学  
担当教員   狩野 賢司  
対象学年   2年   クラス   51  
講義室   遠隔   開講学期   春学期  
曜日・時限   火4   単位区分   選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  中等教育教員養成課程理科専攻選択科目A、初等教育教員養成課程理科選修選択科目A 
備考   
ナンバリング   132291 
ねらいと目標 生物は生態系の中で環境要因,たとえば他の生物という環境要因と密接な相互関係を行いながら生存しているが,環境によく適応した個体のみが生き延び,繁殖して遺伝子を残すことができる。この過程を自然淘汰・性淘汰と呼ぶが,その基本的な原理と様々な適応のしかたを中心に講義する。これにより,受講生は生物の生存と繁殖における適応と進化の概要を学び,生物相互の社会的な結びつきを理解する。そして、このような生態学的な視点をもって生物や自然を観察・考察できる能力を習得する。 
内容 生物は生態系の中で,それぞれの個体が様々な方法で適応することで生存し,繁殖している。これらの生物の適応の方法の多様性や,環境によって変化する適応のしかたについて紹介する。とくに生物は自分,もしくは自分の遺伝子のために利己的な振る舞いをしているという観点に立つと,様々な生物の在り方が論理的に解釈できることを示し,それがいかに適応的かということを概説する。また、課題とするレポート作成のため、各受講生が興味を持っている生物を自分で直接観察し、本講義で紹介した授業内容によって観察した現象を考察することを授業時間外学習として課す。
 
テキスト Web classで資料を配付する。 
参考文献 日本生態学会編「行動生態学」共立出版.クレブス&デイビス「行動生態学」蒼樹書房. 酒井聡樹他「生き物の進化ゲーム」共立出版. トリバース「生物の社会進化」産業図書. 桑村哲生「生命の意味」裳華房. ドーキンス「利己的な遺伝子」紀伊國屋書店. 長谷川眞理子「クジャクの雄はなぜ美しい?」紀伊國屋書店.粕谷英一・工藤慎一共偏「交尾行動の新しい理解 理論と実証」海游舎. その他、授業の進捗状況によって適宜他の文献も紹介する。 
成績評価方法 平常点評価(webclassの配布資料へのアクセスで評価する出席状況) 15%
通常授業での課題・コメント(質問等を含む) 35%
最終週に提出する課題レポート 50%

 課題レポートは、自分で観察した生物の振る舞いや形態等について、本講義内容に沿って考察したレポートを提出する。本講義をよく理解した内容になっており、かつオリジナリティの高いレポートを高く評価する。課題レポートに関しては授業の内容をある程度把握してから勘案すべきなので、6月上旬くらいを目処に新たに指示する。
 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1イントロダクション Web classでの配付資料によって学習する
2生物進化の原理と利己的な振る舞い Web classでの配付資料によって学習する
3利他的な振る舞い~血縁淘汰 Web classでの配付資料によって学習する
4利他的な振る舞い~血縁淘汰が社会性に与える影響 Web classでの配付資料によって学習する
5利他的な振る舞い~協同・相互扶助 Web classでの配付資料によって学習する
6利他的な振る舞い~互恵行動・囚人のジレンマ Web classでの配付資料によって学習する
7性淘汰~同性間競争  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
8性淘汰~配偶者選択:選択の直接的利益  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
9性淘汰~配偶者選択:選択の間接的利益  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
10代替戦略・戦術~1つではない最適な振る舞い  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
11代替戦略・戦術~複数の戦略・戦術と頻度依存淘汰  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
12性の可塑性という戦略  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
13繁殖における雌雄の対立  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
14親と子の対立・兄弟間対立  Web classでの配付資料によって学習すること、及び生物を観察し、課題レポートを作成する
15まとめ Web classでの配付資料によって全体を振り返って学習すること、及び生物を観察し、作成した課題レポートを提出する
授業時間外における学習方法 通常の授業において出された課題に対するレポート作成、及び質問へのレスポンスを読んで学びを深めることを授業時間外の学習とする。さらに、最終週に提出する課題レポート作成のための時間(生物の観察・実験の時間を含む)も授業時間外の学習とする。 
授業のキーワード アクティブ・ラーニング、生物の進化、生物の観察・実験、性役割 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ 課題レポートのため、身近な生物の観察・実験を行ってもらうが、感染防止に注意して行うこと。また、動物園や水族館等での観察だけでなく、庭や公園など、身近な環境でも十分に興味深い生物の振る舞いを観察することができる。この経験は将来教員になったときに、身近な環境で生物を観察させる指導を行う際に、大きな基盤となると考えられる。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 今年度はオンラインでの遠隔授業とする。Webclassを用いて資料の提示や説明、レポート提出や質疑応答を行う。原則として、各授業日前日にはwebclassで資料等を配布するので、各自アクセスして資料等をよく読んで学習する。Webclassの配布資料へのアクセスをチェックして出席と見なす。また、出欠の確認をある程度厳正に行うため、資料をwebclassに載せておく期間は次の週の授業時間までとする。ダウンロードした資料は自分のパソコン等に保存しておくこと。なお、ダウンロードした資料は授業での使用のみ可とする。他の目的で使用したり、ネット等にあげたりしないこと。また、資料の加工等も禁止する。あくまでこの授業に使用する目的で作成された資料であることを強く意識すること。通常の場合、図や表を載せたスライドを提示して、その前、あるいは次のスライドで説明をしていく。授業において出された課題、また毎回の授業に対する質問はwebclassのレポート提出機能で提出する。積極的な質問を歓迎する。
 
その他  
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