タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-化学
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60544600 
科目名   化学概論  
担当教員   前田 優,生尾 光  
対象学年   1年   クラス   51  
講義室   遠隔   開講学期   春学期  
曜日・時限   水1   単位区分   必修,選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程環境教育選修選択科目B、初等教育教員養成課程理科選修選択科目A、中等教育教員養成課程理科専攻必修科目 
備考   
ナンバリング   131281 
ねらいと目標 大学で学ぶ化学の基礎、および中等教育化学の指導の基礎として、原子、分子の構造、化学結合の基本的な概念について学習する。続いて、有機化合物の構造、性質、反応性と、化学反応に関与するエネルギーを取り扱う化学熱力学について概説する。
学習を通じて、初等中等教育での学習内容の基礎を背景と大学で学習する化学の専門的内容の概要を理解することを目標とする。これによって、根拠を伴って化学物質の構造や性質、化学反応性を理解し、推測・説明できる力を養う。 
内容 化学の基礎となる概念と理論
有機化合物の構造と性質に関する基礎 
有機化合物の化学反応の基礎(アルカン、ハロゲン化アルキル、アルケン 、カルボニル化合物、芳香族化合物)
物質の状態と気体の性質 化学熱力学と平衡 
テキスト 長谷川正・國仙久雄・吉永裕介著「理科教育力を高める基礎化学」(裳華房)ISBN 978-4-7853-3088-0 定価2640円(税込)
小林啓二著「基礎有機化学」(裳華房)ISBN 978-4-7853-3422-2 定価2600円+税 
参考文献 web上で講義資料の配布があった場合は、各自活用すること。
ボルハルト・ショアー現代有機化学8版 上 化学同人 ISBN 9784759820294 6500円+税
ボルハルト・ショアー現代有機化学8番 下 化学同人 ISBN 9784759820300 6500円+税
その他、有機化学の教科書全般は参考となる。 
成績評価方法 毎週の講義への取り組みと学期末の試験で評価する。 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1ガイダンス 原子、分子の構造、ボーアモデルと電子配置
2粒子性と波動性 
波動方程式と原子軌道と電子配置
3結合と分子の極性と物性
ルイス構造から理解する分子の構造と性質、共鳴構造式
置換基効果と分子の性質(共鳴効果と誘起効果)
4原子軌道と分子軌道
混成軌道
有機化合物の分類と命名
5化学反応と速度、エネルギー
アルカンのハロゲン化反応
立体異性体
6ハロゲン化アルキルを主とする求核置換反応(SN1とSN2)の基礎
7アルケンの構造、性質、化学反応性
8カルボニル化合物の構造、性質、化学反応性の基礎
9芳香族化合物の構造、性質、化学反応性の基礎
位置置換ベンゼンの反応性と配向性
10物質の状態
11気体の性質
12反応速度式と活性化エネルギー
13化学熱力学
14化学平衡
15講義のまとめ・テスト
授業時間外における学習方法 高校の化学基礎・化学を復習しておくこと。
復習を重視し、講義と復習により、理解を十分に深めること。
復習においては、講義ノートや参考図書などを活用すること。
教科書の章末問題や講義で出す問題について取り組むこと。 
授業のキーワード 物質の状態・気体の性質・化学熱力学・平衡
電子配置・ルイス構造・共鳴・共有結合・分極・混成軌道・電気陰性度・有機電子論・反応機構 
受講補足(履修制限等) 1~9回目は前田が担当し、10~15回目は生尾が担当する。
化学は積み上げの学問である。
高等学校の化学基礎・化学が未履修・あるいは習熟度が十分でない場合には、入門化学を履修することが望ましい。
講義内容の理解を深めるためには原子や分子の構造に関する知識が不可欠である。
相補的に理解が深まるので、基礎化学を履修することが望ましい。 
学生へのメッセージ 大学の有機化学では、多様な有機化合物の性質や反応性について、構造との関連性を重視して仕組みを紐解いていく。原子の構造や分子の構造への理解を深めると物理的性質や化学的性質が見えてくる。イオン化ポテンシャルや電子親和力、電気陰性度などを因子として電子の振る舞いに着目すると、化学反応の仕組みがわかってくる。分子軌道を理解すると、これまで説明できなかった現象について、考察することができる。是非、暗記学習ではなく、構造と性質の関係性について理解を深めて欲しい。量子化学の基礎については、数学の部分に囚われず、どのような因子を用いて何がわかるのか流れを知ること、その結果を活用すると使うとどのようなことが理解できるのかを考え、楽しんでもらいたい。予習と復習を大切にして、その都度疑問を解消して理解を深めて行きましょう。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 遠隔形式:StreamとWebClass、Teamsを活用する予定です。
まとめとテストについては、対面式を実施する予定です。 
その他  
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