タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-理科教育学
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60541600 
科目名   理科教育測定・評価論  
担当教員   中島 雅子  
対象学年   2年   クラス   51  
講義室   遠隔   開講学期   春学期  
曜日・時限   木2   単位区分   選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  中等教育教員養成課程理科専攻選択科目A、初等教育教員養成課程理科選修選択科目A 
備考   
ナンバリング   132261 
ねらいと目標 ・教育評価の意義と機能について、まずは自分が持っている評価観を批判的に考えることで、教育評価の本質について検討する。これに基づき、理科教育で育成すべき学力と、そのための学習・授業改善について,理論的かつ実践的に考察し、教育評価に必要な要件について習得する。
・以上より、教師に必要な教育評価に関する専門性を習得する。  
内容  学習指導要領の改訂を受け、資質・能力の育成とその評価について、その具体的方法論を伴った議論が求められている。しかし、「資質・能力をどう評価すればいいのかわからない」という声をよく耳にする。もう一つ,これまでも言われてきた「指導と評価の一体化」について「具体的にどうすればいいのかわからない」といった話も多い。ここで気になるのは,評価の意味である。上記の場合「成績付け(評定)」を指すことが多いと思われる。つまり,資質・能力の評価は,煩雑だし,最後に行うことが多い「成績付け」を,すでに終了している授業にどう生かすのか,というわけである。さらに,ノート点検やテストの採点といった「成績付け」の作業は,多くの時間と労力が伴う場合が多いからか,評価のイメージは良くない。このような評価観(評価に関する考え方)により,適切な「指導と評価の一体化」がなされてこなかったと考えられる。
本講義では、上記に示すような多くの人が抱えている教育評価に関する課題の克服のために必要な、教育評価の本質について、ディスカッションを中心にその意義と課題を整理していく。具体的には、「学習と指導と評価の一体化」を可能にする評価について、事例を中心に検討を行う。これらより教育評価の本質に迫る。
第2回からは、実験・観察を含めた理科の導入授業を受講者全員が提案し、議論する。導入授業については、第1回の講義で説明する。毎時間、最後に、「一枚ポートフォリオ(OPP)シート」を用いて、講義の振り返りを行う。
 
テキスト 特に定めず,必要な資料は随時プリント等を配布する. 
参考文献 田中耕治編(2010)『よくわかる教育評価』ミネルヴァ書房。
西岡加名恵・石井英真編著(2021)『教育評価重要用語辞典』明治図書出版。
中島雅子(2019)『自己評価による授業改善 : OPPAを活用して』東洋館出版社。
など、必要に応じて講義の中で紹介する。 
成績評価方法 授業期間中に実施する確認テスト(60%)と最終テスト(40%)の成績による.  
授業スケジュール(展開計画)
内容
1【ガイダンス】本講義の内容の確認と、OPPシートの使い方、導入授業の方法の説明 、ディスカッションの方法
2教育評価の目的と機能(学習のための評価と学習としての評価)について
3「科学」と「科学的」について
4理科で育成すべき「学力」とは何か
5国内・国際調査について(PISA調査、TIMMSS調査)
6構成主義的な学習論について
7理科教育における評価(観察の理論負荷性、クーンのパラダイム論など)について
8理科の評価問題(素朴概念調査問題、パフォーマンス課題など)に必要な要素について
9評価問題の検討
10評価問題の発表
11単元の本質の習得に必要な評価とは何か
12「本質的な問い」の検討
13自己評価の意義とその課題について
14OPPA論について
15まとめと最終テスト
授業時間外における学習方法 授業終了時に示す課題についてレポートを提出すること。
 
授業のキーワード 理科教育、教育評価、自己評価、アクティブラーニング、チームアプローチ 
受講補足(履修制限等) 初回は zoom を用いるため、前々日の 18 時までに必ず履修登録をすること。
なお、履修登録後でも期間内であれば履修のとりやめは可能です。
 
学生へのメッセージ 学ぶ意味を考えつつ受講してもらえるとより学びが深まると思います。
予習としての課題レポートを出す回があります。
15回の講義を通して、教育評価の楽しさを実感しましょう! 
実務経験のある教員による科目 ○ 
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 基本的に遠隔形式で行う。 
その他  
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