タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-法学・政治学
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60000100 
科目名   日本国憲法  
担当教員   安原 陽平  
対象学年   1年   クラス   54  
講義室   S410    開講学期   秋学期  
曜日・時限   月2   単位区分   必修  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  総合学芸領域:必修共通 
備考  CA:必修  対象:A理科/環境 B理科/書道 
ナンバリング   111191 
ねらいと目標 日本国憲法の基本原理、立憲主義とは何かを理解し、「憲法に基づいたものの見方」を養うことが本授業の目標です。これは公的空間に参与するために必要な一つの見識です。そもそもなぜそのような力が求められるかを併せて学びましょう。  
内容 憲法は堅苦しく、何か特別な学問だと考えている方も沢山いらっしゃるかと思います。しかし憲法をめぐる「出来事」はわたしたちの日常に散在しており、皆様の目の前で日々展開されている分野でもあるのです。憲法に根差したものの見方を獲得すると、大学、アルバイト先、友人や家族、恋人との会話がこれまでと違った光景にもなり得ます。本授業を通じて憲法の基礎知識・判例を学ぶことは言うまでもありませんが、日常の「憲法問題」を見抜く力を養うことをも目標とします。獲得した憲法の知識を現前する社会にいかに機能させていくか、どのような意味を自身で付与するか、こうした視点を据えることで初めて憲法は生きたものになるのです。
 
テキスト 秋学期開始前のシラバス修正期間に指示します。 
参考文献 斎藤一久・城野一憲編『教職のための憲法(アクティベート教育学15)』ミネルヴァ書房 2020
適宜、授業を通じて紹介します。 
成績評価方法 2回のレポートを通じて評価します(任意の課題がこれに追加される可能性もある)。
内容は言うまでもなく、引用の仕方など形式面も重視されます。  
授業スケジュール(展開計画) 1 憲法とは何か;講義担当者の自己紹介、講義の進め方と講義内容の全体像についての説明等に加え、そもそも憲法とは何かを学びます。
2 国民主権と天皇の地位;日本国憲法の基本的原理の一つとしてなぜ「主権」が挙がるのか、憲法成立の歴史的経緯を含めて学びます。
3 平等権;憲法上の「平等」とはなにか、具体的判例を用いて学びます。
4 思想・良心と信教の自由;個人の良心や信仰がなぜ憲法上保障されるのか、具体的判例を用いて学びます。
5 表現の自由;表現の自由はなぜ憲法上保障されるのか、「保護されない」言論はあるのか、争点を整理します。
6 人身の自由;将来の裁判員候補である受講生が、憲法的に考えるべきことは何であるかを学びます。
7 経済的自由;経済的諸権利が保障される根拠と同時に、制限される場面がいかなるものかを検討します。
8 生存権;「貧困は自己責任」なのか。判例も交えながら憲法的に考えます。
9 教育権・勤労権;憲法上保障される教育と勤労をめぐる諸権利の内容を、具体的判例を用いて学びます。
10 憲法9条と平和主義;政治的、日常的になぜ9条が採り上げられるのか。その歴史と現在について学びます。
11 憲法改正;憲法改正の性格と限界を学び、「改正」を支持する根拠、支持しない根拠を受講生と検討します。
12 参政権・国会;参政権が権利として保障されることの意味を、国会の役割と関連させて学びます。
13 内閣;内閣の憲法上の地位や権限について学びます。
14 裁判所;裁判所の果たす憲法上の役割について学びます。
15 まとめ;講義全体の総括など。
 
授業時間外における学習方法 予習:自身の気になったニュースや出来事を、憲法の観点から考えてきてください。
復習:各テーマごとに担当者がレジュメを配布します。教科書や参考書などと併せて自分なりに整理してください。 
授業のキーワード 憲法、立憲主義、民主主義、基本的人権の尊重、社会と法  
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ 憲法という言葉を耳にしたことがないという方は、基本的にはいらっしゃらないと思います。ただ、その具体的中身や、どうしたら自身の日常に憲法的な感覚を取り込めるのか?ということを学ぶ機会は、なかなか得ることができなかったのではないでしょうか。同時代を生きる皆様と共に憲法を学ぶことを楽しみにしております。 
実務経験のある教員による科目  
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 現時点では不確定なところがありますが、可能であれば対面形式で行います。 
その他 秋学期の担当教員は変更の可能性があり、それに伴って授業スケジュールも一部変更の可能性がある。 
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