タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-社会科教育学
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60521800 
科目名   歴史教育実践論  
担当教員   日高 智彦  
対象学年   2年   クラス   51  
講義室   S305    開講学期   秋学期  
曜日・時限   火3   単位区分   選必  
授業形態   演習   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程社会選修選択科目A、中等教育教員養成課程社会専攻選択科目A 
備考   
ナンバリング   132152 
ねらいと目標 歴史を認識するという営みの考察を通じて、自身の歴史教育経験を相対化し、現代における歴史教育の意義と課題への理解を深め、授業づくりにおける視点と方法を身につける。 
内容 現在の歴史教育が抱える問題について、①暗記教育からの脱却、②歴史認識の国際問題化、③歴史教育の政治性、の3点を指摘することができるが、これらはいずれも密接に結びついた問題である。本授業では、現在の日本においてなぜこれらが問題であるのか、歴史認識論(そもそも人はどう歴史認識を形成するのか、それは人にどのような影響を与えるのか)からアプローチする。これらをもとに、各人の歴史教育体験を相対化した上で、歴史教育は何をすることなのか、それを具体的に実践するにはどういう理念・内容・方法に基づけばいいのか、受講生自身で創出していく。
上記のために、演習形式の本授業は、主にテキストの講読を行い、必要に応じて補足の講義を行う。受講生はこれらに取り組みつつ、並行して関連する課題のレポートを作成する。
 
テキスト ・南塚信吾・小谷汪之編著『歴史的に考えるとはどういうことか』(ミネルヴァ書房、2019年) 
参考文献 適宜紹介する。 
成績評価方法 授業での発表等の取り組み(40%)、課題レポート(60%)で評価する。 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1歴史教育の現状と課題(1)―暗記教育からの脱却・歴史認識の国際問題化・歴史教育の政治性
2歴史教育の現状と課題(2)―「歴史的な見方・考え方」の意義と課題
3人はいつ、どのように歴史に出会うのか―過去と歴史はどう異なるのか
4歴史を学ぶのは、戦争するため?差別するため?―「過ちをくり返さないため」と人は言うけれど
5歴史のなかで、「他者」と出会う。でも、どうやって?―歴史における「事実」とは何か
6歴史のなかで、「自己」と出会う―人は誰しも、歴史を意味づけている
7歴史の意味づけに潜む落とし穴―人は見たいものしか見ないのか
8歴史的に考えることを教えない教師たち―「用語の暗記ではない。因果関係および思想を暗記せよ」
9評価が変わる歴史―歴史には正しい答えはあるのか
10歴史教育とは何をすることか―日常のなかで歴史的に考えることの意義
11歴史教育と教科書(1)ー教科書と国民国家
12歴史教育と教科書(2)ー教科書と国民国家
13歴史教育の国際比較ー「歴史の見方」の歴史性
14総括(1)ーレポート発表
15総括(2)ー歴史教育実践の視点と方法について
授業時間外における学習方法 演習形式でテキスト講読を行うため、予習として諸資料を参照しながらテキストを読む。授業後は、授業で出された論点や、関連資料をもとに復習する。授業内容に関連したレポート課題が2つ出されるので、並行して作成する。 
授業のキーワード 歴史教育 歴史認識 歴史教科書 歴史実践 社会科教育  
受講補足(履修制限等) ・受講生の状況をふまえて、授業計画や授業方法は変更することがあります。
 
学生へのメッセージ 教師として児童・生徒に信頼されるような行動を、授業においても求めます。 
実務経験のある教員による科目 中高における教員経験あり 
授業実施方法(対面形式/遠隔形式)  
その他 対象学年・学科問わず、歴史教育に関心があれば、どなたでも受講可能です。 
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