タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-国語科
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60503800 
科目名   異文化間教育  
担当教員   南浦 涼介  
対象学年   3年   クラス   51  
講義室   S402    開講学期   春学期  
曜日・時限   木5   単位区分   選必  
授業形態   講義・演習   単位数  
受講対象  中等教育教員養成課程国語専攻選択科目A、初等教育教員養成課程国語選修選択科目A 
備考   
ナンバリング   133124 
ねらいと目標 「異なる他者」「異なる集団」への見方,接し方,共生のあり方について,実地の体験を繰り返しながら,異文化間教育的視点から理解を深めることができる。 
内容 この授業は,大きく3つのパートに分かれる予定です。
ただし、受講人数が多い場合、①と②③の配分は少し変え、授業の順序も入れかわる予定です。

①概念理解のパート 基本的な異文化間教育に関わる概念を得るパートです。ここで,フィールドワークで得た知見をどう考えていくか,分析の視点を得ていきます。

②フィールドへの参与のパート それぞれが「対象となる場・相手」を選定し,そこの場への参与。あるいは,相手との対話を行っていきます。

③フィールドに関するディスカッションのパート ②をもとにして,報告したいエピソードと考察をまとめてレジュメを作成し,授業内で3回,発表を行います。その中でのディスカッションを元に,当事者として異文化間の問題に向き合う力を養います。 
テキスト 授業内で適宜指示をします 
参考文献 倉地曉美(1986)『対話からの異文化理解』勁草書房
倉地曉美(1998)『多文化共生の教育』勁草書房
加賀美常美代(編)(2012)『多文化社会の偏見・差別―形成のメカニズムと低減のための教育』明石書店
佐藤郡衛(2010)『異文化間教育―文化間移動と子どもの教育』
加賀美常美代(編)(2013)『多文化共生論―多様性理解のためのヒントとレッスン』明石書店
バイラム, M., (2014)『相互文化的能力を育む外国語教育―グローバル時代の市民性形成をめざして』大修館書店. 
成績評価方法 1)フィールドでの対話,インタビュー,分析 30%
2)授業内発表(3回)50%
3)ディスカッションへの参加,貢献度 20% 
授業スケジュール(展開計画) 上記の「内容」の部分の①②③を入れ子構造で学んでいきます。
ただし、受講人数によって①と②③の配分や順序は変更の可能性があります。

オリエンテーションで受講人数を見て、①を多めにしたシラバス案も用意しておきます。
ただし、①が多めであったとしても、概念的講義に終始するのではなく、具体例、多少のフィールドへのアプローチは授業内で行います。

以下は、〈当初の基本の予定〉です。
第2回から第3回で,自分たち自身が向き合うフィールドの対象者を選定し,それぞれで対話インタビューのアポイントメントを取っていきます。
第4回から第5回,および第8回,第11回,第14回は概念理解のパートとして,異文化間教育が言語教育および教育一般にもたらす意味を考察していきます。
第6回第7回,第9回第10回,第12回第13回は,それぞれがフィールドで対話したことをまとめ,中間発表をおこないます。
内容
1オリエンテーション:異文化とは何か
2異文化にアプローチする方法―文献からの理解―
3対象となる場・相手の候補の報告
4教育における異文化間をめぐる課題(1)―学校の中でdiversityはどう扱われるか
5教育における異文化間をめぐる課題(2)―教科教育の中でdiversityはどう扱われるか
6対話の発表とディスカッション1―異文化間の問題に当事者として持つ問い①
7対話の発表とディスカッション1―異文化間の問題に当事者として持つ問い②
8(概念理解)異文化理解とステレオタイプ―言語教育における異文化理解の課題
9対話の発表とディスカッション2―当事者として異文化間的視点をどう共生に結びつけるか①
10対話の発表とディスカッション2―当事者として異文化間的視点をどう共生に結びつけるか②
11(概念理解)言語教育と異文化間能力
12対話の発表とディスカッション3―当事者として対象者とどのように共生的視点を持てるか①
13対話の発表とディスカッション3―当事者として対象者とどのように共生的視点を持てるか②
14(概念理解)市民性教育としての言語教育における「異文化間の対話」の意味
15まとめ
授業時間外における学習方法 この授業では「対象者」を選定し,インタビューを行い,それらを記録としてまとめる活動を伴う予定です。 
授業のキーワード フィールドワーク,異文化間教育,多文化共生,文化,寛容性,体験と省察 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ すべての教育は異文化間教育である。という言葉があります。教育の本質を考えてみれば,それは,自分自身が「異なると思っている他者や集団」に対して理解を広げ,ひょっとするとわかりあうことは難しいかもしれないそうした他者と,「それでも同じ世界で一緒に生きていかなければならない」「では,どのように共生をしていくか,ともに世界を作ろうとしていくか」ということに他なりません。
そのために,他者を理解し,自分を解放し,言葉を交わしながら壁の存在を認識し,「壁」なるものとどのように向き合おうとしていくか・・・この点が重要になってきます。
この授業は,その意味で大きな課題をみなさんに突きつけていますが,それを通した皆さんの教育学的視点の獲得は,計り知れないものになります。ぜひ,一緒に悩みながら,「多文化共生」「異なる他者と生きていくための教育」というものの本質に迫ってみませんか? 
実務経験のある教員による科目 外国につながる子どもたちの日本語教育,小学校,中学校,高等学校,海外日本語教師と合わせて10年ほど,学校現場にいました。 
授業実施方法(対面形式/遠隔形式) 対面で行います。ただし,PCなどを併用しますので,PCやタブレットを持参してください。よろしくお願いします。 
その他  
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