タイトル「2021年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学部シラバス-幼児教育
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   60672400 
科目名   障害児保育  
担当教員   田中 謙  
対象学年   2年   クラス   51  
講義室   S201    開講学期   春学期  
曜日・時限   金2   単位区分   選必  
授業形態   演習   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程幼児教育選修選択科目A 
備考   
ナンバリング   132072 
ねらいと目標  本科目は障害児保育に関する基本理念や歴史的変遷を踏まえながら、ダイバーシティ・インクルージョン社会の実現に向けた障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)制度に関する基本的な知識を習得する。
 その上で子ども一人ひとりの発達に応じた保育実践、特に特別なニーズを踏まえた環境構成および支援方法について、個別の支援計画や園内委員会・ケース会議等を通して実践に必要な知識や技能を習得する。
 さらに子ども一人ひとりの地域生活の質の向上を図るための家庭および地域社会、関係機関との連携・協働について理解を深め、現代の幼児教育・保育システムにおける障害児保育の現状や課題について思考する。 
内容  本科目では「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」における保育の目標・発達・保育内容を基本に、障害等の多様な特別なニーズを踏まえながら障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)を構想して実践するために保育者に求められる知識・技能の習得を目指す。
 そのため、ますは障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)の前提となる幼児教育・保育に関する政治・政策、行政、制度に関する基礎的概念が説明され、保育実践の場となる組織の特性や経営に関する基本的内容の解説が行われる。
 その上で、幼稚園等における障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)実践に係る保育内容・保育方法に関して事例を通して要点が解説される。さらに保護者支援や「貧困」、療育等の関連する内容についても事例を通して履修者間で討議するアクティブ・ラーニング型の学習内容が設定される。
 また、障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)に関する歴史的変遷や障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)の現状・課題に関する情報の提示を受け、その文脈の中で今後の障害児保育を考えていく視座を得るためのディープラーニング課題に取り組む。
 なお学期末の試験に関しては出題の解説等を行い、履修者に対するフィードバックを行う。 
テキスト  本科目では下記文献と共に資料を配布して進めていく。
◯尾崎康子・阿部美穂子・水内豊和編著(2020)『よくわかるインクルーシブ保育』ミネルヴァ書房.
◯「幼稚園教育要領」・同解説(2017(H29)告示)
◯「保育所保育指針」・同解説(2017(H29)告示)
◯「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」・同解説(2017(H29)告示) 
参考文献  参考文献として以下3点を示す。その他については必要に応じて紹介する。
◯小林徹・栗山宣夫編著(2020)『ライフステージを見通した障害児保育と特別支援教育』みらい.
◯久保山茂樹・小田豊編著(2018)『障害児保育―障害のある子どもから考える教育・保育―』光生館.
◯小川英彦編著(2017)『基礎から学ぶ障害児保育』ミネルヴァ書房. 
成績評価方法  期末試験(筆記、レポート振替の可能性もある)を80%、授業内での討議に係る課題20%を総合して評価する。 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1オリエンテーション―ダイバーシティ・インクルージョン社会と障害のある子どもの地域社会生活―
2障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)の歴史的変遷
3障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)政策・行政
4障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)制度と幼稚園・保育所・幼保連携型認定こども園等における障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)マネジメント
5障害の理解と支援のポイント①―視覚障害・聴覚障害―
6障害の理解と支援のポイント②―知的障害・重症心身障害―
7障害の理解と支援のポイント③―肢体不自由・病弱(難病等含む)―
8障害の理解と支援のポイント④―言語障害―
9障害の理解と支援のポイント⑤―発達障害(ADHD・LD)―
10障害の理解と支援のポイント⑥―発達障害(自閉スペクトラム)・情緒障害―
11障害児保育(ダイバーシティ・インクルージョン保育)の実際―個別の支援計画・個別の指導計画の作成等を踏まえて―
12園内支援体制の整備―園内委員会・ケース会議と多職種連携―
13保護者支援の実際と課題―関連サービスを踏まえて―
14関係機関および自治体等との連携―並行通園および発達支援システム―
15授業総括―医療・保健・福祉・教育の連携と今後―
授業時間外における学習方法 【事前学習】毎回事前学習の時間として90分(2単位時間)を設定する。内容は各回の授業内容に関して内閣府・厚生労働省・文部科学省WEBサイト等を参考に要点を配布プリント、「学習ノート」等にまとめる。
【事後指導】毎回事後学習の時間として90分(2単位時間)を設定する。内容は毎回の授業内容に関する振り返りおよび試験等に関する準備学習を基本とし、配布プリント、「学習ノート」等に加筆・修正する。 
授業のキーワード 保育、特別なニーズ、障害、ダイバーシティ、インクルージョン 
受講補足(履修制限等) 幼児教育・保育に関する基礎的な知識を身につけている者を対象とする。 
学生へのメッセージ  上記「授業スケジュール(展開計画)」は主に取り扱う内容(予定)を示しており、スケジュールは各回により変動します。なお、上記授業スケジュール(展開計画)の中で、課題研究形態での授業を取り入れる予定です。詳細は授業内で説明します。
 本科目は現代社会における子どもに係る社会動向と関連の深いテーマを取り扱うため、「幼児教育・保育」「子ども・子育て支援」「児童虐待」「貧困」「就労」等のトピックに関して新聞等を通して日常的に触れる環境を整えて授業に臨んでください。 
実務経験のある教員による科目  東京都A区特別支援児研修講師、山梨県民間保育士等キャリアアップ研修講師等の経歴を活かし、現状の保育現場の実態を踏まえながら教授する。 
授業実施方法(対面形式/遠隔形式)  原則的には対面授業で実施し、一部「課題研究型」授業を取り入れる。 
その他  本科目は「指定保育士養成施設の指定及び運営の基準について」に基づく「保育の内容・方法に関する科目」の中の「障害児保育」に当該する科目である。 
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