タイトル「2021年度 修士課程シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学研究科(修士課程)シラバス-臨床心理学プログラム
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   16331110 
科目名   学校臨床・支援システム特論  
担当教員   橋本 創一  
対象学年   1年   クラス   01  
講義室     開講学期   秋学期  
曜日・時限   月5   単位区分   選必  
授業形態   演習   単位数  
受講対象  教育支援協働実践開発専攻臨床心理学プログラム展開(教育臨床) 
備考   
ナンバリング   2S1M22 
ねらいと目標 通常学級に在籍する特別な教育的ニーズ(主に発達障害や軽度知的障害、境界域知能、Gifted、その疑い)のある幼児・児童・生徒(保育所・幼稚園・小・中学校、高等学校、大学)などを通して、教育支援・発達支援、カウンセリングなどにおける今日的な課題・トピックをとりあげながら、臨床発達心理学の基礎を学ぶ. 
内容 内容は,発達心理学の基礎や生涯発達,臨床発達心理学における基礎理論と支援,学校現場における気になる子どもや発達障害の障害特性,実態(自閉症スペクトラム,LD,ADHD,軽度知的障害),通常教育の教育課程と個に応じた支援/個別の指導計画,通常学級の中の障害児の発見・対応,保護者とのカウンセリングと連携,発達障害者の就労・生活支援,学校カウンセリング,教育相談,専門機関・専門家のコンサルテーションと学校の連携,障害児理解教育と障害児教育理解,学級経営,発達障害児へのソーシャルスキルトレーニングである.特に、子どもの発達とその障害や援助の方法について事例などをあげて概説する.
こうした発達支援を必要とする対象を通して、臨床発達心理学の基礎とその具体的な支援方法、心理職・教育職としての専門性などを学ぶ. 
テキスト 『特別支援学校・特別支援学級・通級による指導・通常の学級による支援対応版 知的障害/発達障害/情緒障害の教育支援ミニマムエッセンス-心理・生理・病理、カリキュラム、指導・支援法-(渡邉貴裕・橋本創一編著),2021年,福村出版』をテキストとして使用するので、各履修者が準備する。 
参考文献 『認知発達とその支援(ミネルヴァ書房)』『学校心理士による心理教育的援助サービス
(北大路書房)』『発達障害支援ハンドブック(金子書房)』『教師のための学校カウンセリング(小林・橋本・松尾編著),2008年,有斐閣』『教職課程コアカリキュラム対応版 キーワードで読み解く特別支援教育・障害児保育&教育相談・生徒指導・キャリア教育(橋本・他編著),2020年,福村出版』『特別支援教育・教育相談・障害者支援のために ASIST学校適応スキルプロフィール 適応スキル・支援ニーズのアセスメントと支援目標の立案(橋本他編著),2014年,福村出版』 
成績評価方法 出席状況[20%],討議[20%],レポート(学期末)[60%]によって総合的に評価する. 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1オリエンテーション[授業概説]
●特別支援教育の理念と実践 ●臨床発達心理学の基礎について ●学校心理学について
(特別支援教育のシステム、発達心理学・臨床発達心理学、発達的視点、個と環境の相互作用、発達段階、発達の連続・不連続、生物学的基礎、、一次・二次・三次的援助サー ビス)
2●学校で苦戦する子ども,発達支援を必要とする子どもや発達障害児の特性について
(学校不適応の様相,発達障害とその診断基準、医学的基礎、あらゆる障害について、支援ニーズ、通常学級のなかの姿、心理教育的援助サービスの意義と内容など)
3●子どもの発達を理解する基礎理論と社会的な問題
(精神分析論、アタッチメント理論、発達理論、行動理論、応用行動分析、生態学的認識論など)
(現代における家庭・家族、保育所・幼稚園、学校、地域社会、少子化、貧困・格差、虐待、子どもの人権、ノーマライゼ―ションとインクルーシブ保育・教育、合理的配慮、など)
4●気づき・発見と理解:スクリーニングとアセスメント法
(スクリーニング・実態把握・アセスメントとは、発達支援や行動支援のニーズとは、スクリーニングの実際、アセスメント法、アセスメントの進め方、など)
5●特別支援教育・学校心理学による実践と倫理
(教育制度と支援システム、人権の尊重、秘密保持の厳守、責任の保持、研修の責務、研究と公開などの倫理について)
6●園・校内支援体制と個別の指導(支援)計画
(アセスメントから支援へ、PDCA、指導・支援計画の実際、支援仮説、支援目標、支援の手だて、具体的な支援のあり方,チーム学校)
7●専門機関と学校の連携
(医学的診断や福祉機関からの支援、医療機関・福祉機関などからの支援、など)
8●担任教師・保育者と特別支援教育コーディネーター・心理職との連携
(支援者の役割と仕事内容、コンサルテーション、コーディネーショ ン、カウンセリングについて)
9●就学前期の発達障害児の姿と発達支援/青年期・成人期の姿と不適応症状
(支援ニーズの実態、現況と発達と行動支援の実際、不適応への支援の実際について)
10●発達支援の基本的な技法と実践
(発達論的アプローチ、関係論的アプローチ、行動論的アプローチ、カウンセリング、コンサルテーションなどの実際)
11●教室における具体的な支援
(発達支援フィールドに応じたアプローチと発達、心理教育的アプローチ、教育工学的アプローチ、認知発達に基づく学習と行動、発達支援、など)
12●社会性の具体的な支援:事例の紹介
(ソーシャルスキルトレーニングの実際、実践研究と考察、研究における倫理的問題、など)
13●保育・教育相談の進め方と保護者との連携・協力
(カウンセリングマインド、面接技法、相談内容、面接から支援へ、親の支援ニーズのタイプに応じて、など)
14●学級経営と理解教育
(要支援児を含めた学級風土つくりと経営、アクションリサーチによる学級集団と対象児の把握など)
15●総括
(心理・教育などの支援者の専門性と役割)
授業のキーワード 臨床発達心理学,臨床心理学,学校心理学,特別支援教育,子ども理解,発達障害,不適応 
受講補足(履修制限等) 臨床発達心理士・学校心理士の対応科目である。 
遠隔授業形態(ライブ配信/オンデマンド) 基本的には対面参集型による講義演習をおこなう。 
その他 場所:特別支援教育・教育課題サポートセンター ★東5号館★[グランド入口門前]の1階会議室にておこなう. 
Copyright(C) 2013 NTT DATA KYUSHU Co.,Ltd All rights reserved.