タイトル「2021年度 修士課程シラバス」、フォルダ「2021年度 教育学研究科(修士課程)シラバス-臨床心理学プログラム
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   16331030 
科目名   発達臨床特論(福祉分野に関する理論と支援の展開)  
担当教員   橋本 創一  
対象学年   1年   クラス   01  
講義室     開講学期   春学期  
曜日・時限   月2   単位区分   選必  
授業形態   一般講義   単位数  
受講対象  教育支援協働実践開発専攻臨床心理学プログラム展開(教育臨床) 
備考   
ナンバリング   2S1M21 
ねらいと目標 福祉分野に関わる公認心理師の実践について,理論と支援方法の両面から学ぶ. 
内容 児童福祉・障害者福祉・高齢者福祉フィールドにおける問題とその背景,支援システム,支援方法の実際について,基礎的な理論から様々な知見について知り,評価法と支援について講義及び演習を行う.具体的には,要保護児童・障害児者・高齢者の環境,発達と行動特性,その理解と評価法(例えば,認知機能のアセスメント:発達検査・知能検査・学力評価・行動観察などの実践と活用など),支援(例えば,アセスメントに基づく個別の支援プログラムの立案と作成,個に応じた支援プログラムの実践,教材・教具の活用法,カウンセリング,ガイダンス,支援手続き,環境調整,ケースワークなど),評価,事例研究法である(演習を含む). 
テキスト テキストは使用しない.講義中にプリントなどを配布する. 
参考文献 公認心理師の基礎と実践(遠見書房)全23巻
第16巻 健康・医療心理学,第17巻 福祉心理学,第18巻 学校・教育心理学,第19巻 司法・犯罪心理学,第20巻 産業・組織心理学.
 
成績評価方法 出席状況[20%],討議[20%],レポート(学期末)[60%]によって総合的に評価する. 
授業スケジュール(展開計画) 講義・演習形式の授業,講義の大まかなスケジュールは以下の通りである.
内容
1(1)オリエンテーション
児童福祉,障害者福祉,高齢者福祉における問題と臨床心理学について.
2(2)福祉現場における問題とその背景
少子・高齢化,知的障害・発達障害・精神障害・身体障害,貧困・要保護児童・養育困難,虐待・ネグレクト,認知症.
3(3)福祉現場における心理社会的課題と支援方法
愛着形成の阻害,心的外傷後ストレス障害<PTSD>,解離,二次障害/障害受容,障害者支援,合理的配慮,ノーマライゼーション/子育て支援,心理教育,ケアマネジメント,介護,専門職の連携/アウトリーチ(訪問支援),包括的アセスメント,リスクアセスメント,認知症と認知機能評価法.
4(4)福祉分野に関する法律と制度
児童福祉法,老人福祉法,児童虐待防止法,障害者総合支援法,発達障害者支援法,障害者差別解消法,障害者虐待防止法,高齢者虐待防止法,DV防止法,生活保護法,生活困窮者自立支援法,配偶者暴力相談センター,児童相談所,福祉事務所.
5(5)身体障害・知的障害・発達障害・精神障害について
国際障害分類<ICIDH>,国際生活機能分類<ICF>,精神疾患の診断分類・診断基準<ICD-10,DSM-5>.
6(6)子どもの非定型発達(障害)について
発達障害,自閉スペクトラム障害<ASD>,注意欠如多動性障害<AD/HD>,学習障害<LD>,発達性協調運動障害,知的障害,アタッチメント障害,低出生体重児.
7(7)障害者(児)の心理社会的課題と必要な支援
合理的配慮,リハビリテーション,療育,特別支援教育,就労支援,ソーシャルスキルトレーニング<SST>,応用行動分析,認知行動療法<CBT>,TEACCH,ペアレントトレーニング.
8(8)高齢者の心理社会的課題と必要な支援
平均寿命・健康寿命,加齢のメカニズムと心身機能の変化,社会的離脱,喪失と悲嘆,社会的サポート(ソーシャルコンボイ),認知症,日常生活動作<ADL>,介護・被介護,生活の質<QOL>,ウェルビーイング,エイジングパラドクス,サクセスフルエイジング(高齢者就労,社会的参加).
9(9)認知発達の障害に対するアセスメントと支援について
知的障害,発達障害,認知症,高次機能障害などの評価と支援.
10(10)アセスメントの結果解釈・分析と報告書
認知発達の遅れ・偏り・ゆがみについて,各々の支援ニーズを例にしながら,諸検査などの評価法による結果の解釈,分析法,その報告書の作成について.
※ケース検討の中でもより具体的に講義する.
11(11)支援プログラム・指導手続きの立案
知的障害,発達障害(ASD,LD,ADHDやGiftedなど),愛着障害,学校不適応(不登校,学力不振,仲間はずれ,暴力など)への各々の支援の実際について.
※ケース検討の中でもより具体的に講義する.
12(12)ケース検討Ⅰ
発達と行動の障害(知的障害・発達障害・認知症)について.
(発達支援からみたカウンセリングや心理療法などの限界や問題点)
13(13)ケース検討Ⅱ
二次的障害と学校不適応(不登校・仲間はずれ・学業不振・暴力)について.
(学校教育臨床からみた心理検査などの限界や問題点)
14(14)ケース検討Ⅲ
家庭の問題(貧困・虐待・ネグレクト・親の病気)について.
(子育て支援・家族支援からみた心理臨床的アプローチなどの限界と問題点)
15(15)まとめ
福祉フィールドにおける発達支援・教育支援,心理臨床的アプローチ,環境調整,介護
子ども理解・保護者理解のための包括的アセスメント.
授業のキーワード 福祉フィールド,障害児心理学,臨床心理学,教育臨床学,子育て支援,
知的障害,発達障害,身体障害,精神障害,愛着障害,認知症,高齢者. 
受講補足(履修制限等) 公認心理師資格取得のための必修科目であるため,原則として,臨床心理学プログラムに在籍し,公認心理師資格の取得を希望する学生に限る(1年次に履修)。 
遠隔授業形態(ライブ配信/オンデマンド)  
その他 場所:特別支援教育・教育課題サポートセンター ★東5号館★ [グランド入口門前]
   1階会議室にておこなう.
 
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