タイトル「2021年度 教職大学院シラバス」、フォルダ「2021年度 教職大学院シラバス-総合教育実践プログラム
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   23002260 
科目名   子どもの経験と学習理論の探究  
担当教員   古屋 恵太  
対象学年   1年   クラス   01  
講義室   S201    開講学期   秋学期  
曜日・時限   木2   単位区分   選必  
授業形態   講義・演習   単位数  
受講対象  教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P幼児教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教育プロジェクトP環境教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻特別支援教育高度化プログラム高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P家庭科教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P英語教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻学校組織マネジメントプログラム高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教育プロジェクトP学校教育課題SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P保健体育教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻総合教育実践プログラム高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P養護教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P情報教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P技術教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P理科教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P美術・工芸SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P社会科教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P国語教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P数学教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P音楽教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教育PJP国際理解・多文化共生SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P書道教育SP高度選択科目 
備考   
ナンバリング   3G1P14 
到達目標 本授業のテーマは、子どもの経験に基づく学習理論の探究である。新教育運動の思想と実践が登場して以降、教育改革が行われるたびに参照されてきたこのテーマは、探究型学習、問題解決型学習等、今日の教育方法にも根付いている。本授業では、子どもの経験に基づく学習が、国際的な規模で進行する現代の教育改革を支える理論としてどのように展開しているか、また、それが学級における子どもの経験としてはどのような現象であるかを現代教育学に基づいて理解できるようになることを全体の到達目標とする。
<学卒院生>
社会の変化に対応した学校教育のあり方への理解を深めるとともに、現代教育学の知見に基づき、教科等横断的な視点から教育実践をとらえられるようになることを目指す。
<現職院生>
自分自身の教育実践を支える学習理論について考えるとともに、現代教育学の知見に基づき、それを批判的に対象化して考察できるようになることを目指す。 
授業の概要 まず、国際的な教育改革動向と連動した我が国の教育改革動向を概観し、それを支えている代表的な学習理論を抽出する。次に、現代教育と現代教育学の基礎的原理を明らかにしたうえで、その原理の文脈にそれらの学習理論を位置付ける。以上を踏まえて、包括的に社会的構成主義の学習理論やその源流にある経験主義の学習理論の諸論点をグループで考察させ、教授法のみならず、子どもの経験のあり方に関する分析を行い、議論と成果発表を行う。受講生自身の資料収集・読解と分析、グループでの協働が求められる授業となる。 
授業計画(授業形態)
内容
1現代の教育改革動向と子どもの経験に基づく学習
2現代教育と現代教育学の基礎的原理1:身体と子ども主体の経験
3プレゼンテーションとディスカッション1
4現代教育と現代教育学の基礎的原理2:発達の「経験」と生成の「体験」
5プレゼンテーションとディスカッション2
6現代教育と現代教育学の基礎的原理3:他者との出会いという経験
7プレゼンテーションとディスカッション3
8現代の学習理論1:状況的認知
9現代の学習理論2:真正の学習
10現代の学習理論3:協力と協同
11子どもの経験に基づく学習の諸論点1:説明責任と応答責任
12子どもの経験に基づく学習の諸論点2:学習の真正性と探究における誠実性
13子どもの経験に基づく学習の諸論点3:協力・協同・協働の意味
14子どもの経験に基づく学習の諸論点4:経験主義と社会的構成主義・構築主義の関係
15本授業のまとめ
テキスト 1. ジーン・レイヴ、エティエンヌ・ウェンガー,1993,『状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加―』佐伯胖訳,産業図書(本体価格2400円).
2. フレッド・ニューマン,2017,『真正の学び/学力―質の高い知をめぐる学校再建―』渡部竜也・堀田諭訳,春風社(本体価格6200円).
3. G. ウィギンズ、J. マクタイ,2012,『理解をもたらすカリキュラム設計―「逆向き設計」の理論と方法』西岡加名恵訳,日本標準(本体価格6000円).
4. D. W. ジョンソン,R. T. ジョンソン,E. J. ホルベック,2010,『学習の輪―学び合いの協同教育入門―』石田裕久・梅原巳代子訳,二瓶社(本体価格1800円).
5. 佐藤公治,1999,『対話の中の学びと成長』金子書房(本体価格2000円).
6. 高等学校学習指導要領(平成21年3月告示 文部科学省)。
7. 生徒指導提要(平成22年11月出版 文部科学省)。
 状況的認知のグループの院生は1を、真正の学びのグループの院生は2または3を(グループで相談のうえ)、協力的および協同的学びのグループの院生は4および5をテキストとして購入すること。 
参考文献 授業中に適宜指示する。 
学生に対する評価(評価の重点) プレゼンテーションまたはプレゼンテーションのない週の授業の最後に提出する小レポート(50%)、ディスカッションの内容(50%) 
履修制限等 アクティブ・ラーニングが求められるなか、この授業も院生の探究活動が中心となり、大変に負担の重い授業となる。授業期間の前半では、論文の読解とディスカッションがあり、コメントペーパー課題がある。授業期間の後半では3グループに分かれて、テキスト読解はもちろん、それ以外の著書・論文の収集と発表、最終回のプレゼンテーションに向けた資料作成打ち合わせ、資料作成に向けた共同での探究活動が毎週行われる。予習復習に十分な時間を確保して授業に参加できるか、必要な単位数をそろえるためでなく、自分自身で探究活動を進めていく意志があるか、よく考慮のうえで、履修をするかどうかを決めること。
また、授業担当者は、院生が教育現場に身を置き、「実践」し、大学に戻ってリフレクションすれば自然に「理論」も満たされ、理論と実践が往還することになるなどとは考えない。高度専門職業人養成のためには、高度な学問的訓練が必要だと考えている。それには教科教育学だけでなく、一般教育科学も含まれる。そのような意図のもと、上記のような授業内容・形式を用意した。このことを理解したうえで授業を履修することを強く望む。 
授業のテーマ 経験主義、主体化、生成、他者、状況的認知、真正の学習、協働、協同 
遠隔授業形態(ライブ配信/オンデマンド) 対面形式を基本とするが、状況に応じてライブ配信(zoom使用)に切り替えることがあり得る。 
その他  
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