タイトル「2021年度 教職大学院シラバス」、フォルダ「2021年度 教職大学院シラバス-学校組織マネジメントプログラム
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   23001130 
科目名   学校危機管理の理論と実際  
担当教員   金子 一彦  
対象学年   1年   クラス   01  
講義室   教職講義室2   開講学期   秋学期  
曜日・時限   金6   単位区分   選必  
授業形態   講義・演習   単位数  
受講対象  教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P幼児教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教育プロジェクトP環境教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻学校組織マネジメントプログラム高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻特別支援教育高度化プログラム高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P英語教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P家庭科教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教育プロジェクトP学校教育課題SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P保健体育教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻総合教育実践プログラム高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P養護教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P技術教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P情報教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P理科教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P美術・工芸SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P社会科教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P国語教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教育PJP国際理解・多文化共生SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P音楽教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P数学教育SP高度選択科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P書道教育SP高度選択科目 
備考   
ナンバリング   3G1P04 
到達目標 〈学卒院生〉新しい学校づくりの有力な一員となりうる新人教員
○教員に必要なコミュニケーション能力の習得に努め、児童・生徒、同僚、保護者、地域住民等との間に適切なコミュニケーションを図り、組織に貢献できるようになる。
○教員の責任や義務の在り方について法令や事例等に基づいて理解するとともに、教員に求められる危機管理能力と自己の課題について認識し、学校の危機管理における自己の役割を果たすことができるようになる。
〈現職院生〉学校や地域において指導的な役割を果たすことのできる教員
○教員の服務義務について、法令や事例等に基づいて理解し、所属校において指導的役割を果たすとともに、近隣地域の学校や地域社会と連携して学校の危機管理に当たることができるようになる。
○教育委員会職員として、不適格教員や不適応教員等が出現した際の対応、そのような教員を生み出さないための予防的方策を学校に対して、指導助言することができるようになる。
 
授業の概要 今日の学校や教員を取り巻く諸問題の状況を認識するとともに、学校組織の改善や同僚性の構築が学校の危機管理に果たす役割とその重要性を理解する。また、学校の教育活動と安全についての基本的な考え方を押さえた上で、事例等を通して、学校を取り巻く様々な危機への具体的な対応策や未然防止策を構築する力量を高める。さらに、教師の責任や義務について理解を深めるとともに、事例研究を通して、学校事故や学校教育への信頼を根幹から揺るがしかねない不祥事、指導力不足教員、精神疾患等に陥る教員などの実態や原因・背景を探り、それらへの対応策やそれらを生み出さないための学校組織の在り方について学ぶ。 
授業計画(授業形態)
内容
1オリエンテーション
・本科目の教育課程上の位置付け、科目の目的、授業計画、授業形態、授業の進め方等を理解し、学びの意欲を高める。
2学校における危機管理の基本①「危機管理に関する背景理解」(講義・グループワークショップ)
・学校や教員を取り巻く問題の状況について、各種データから問題の多様性・重大性・深刻性を認識し、危機的状況の背景を理解する。
【共通科目・領域⑤と関連】
3学校における危機管理の基本②「危機管理に関する基礎理解」(講義・グループワークショップ)
・「危機管理の定義」「危機管理の必要性」「危機管理の目的」などを明らかにし、リスク・マネージメント及びクライシス・マネージメントのあり方について考える。
【共通科目・領域①③⑤と関連】
4学校における危機管理の基本③「学校における危機の分類と学校安全」(講義・グループワークショップ)
・学校における危機を分類し、分類された危機と教職生活の具体的場面との関連を図る。
【共通科目・領域④⑤と関連】
5学校の危機管理の実際①「学校事故の現状と課題」(講義・グループワークショップ)
・学校の教育活動に伴う事故の定義や種類、発生時の状況、事故の原因、救済制度などを把握し、学校事故の現状と課題を考える。
【共通科目・領域⑤と関連】
6学校の危機管理の実際②「学校事故と責任」(講義・グループワークショップ)
・学校事故に伴う法的責任としての民事責任、刑事責任、行政責任の所在を、判例を通して把握し、それらが学校運営に及ぼす影響について考える。
【共通科目・領域④⑤と関連】
7学校の危機管理の実際③「学校事故と対応」(グループワークショップ)
・学校事故に伴う「緊急保護者会」などの説明責任の実際について、具体的な事例を通して模擬体験の計画を立てる。
【共通科目・領域④⑤と関連】
8学校の危機管理の実際④「学校事故と説明責任の実際①」(ロールプレイング)
・危機発生時における「緊急保護者会」などの疑似体験を通して、保護者や地域社会との協働のあり方について体得する。
【共通科目・領域④⑤と関連】
9学校の危機管理の実際⑤「学校事故と説明責任の実際②」(ロールプレイング)
・危機発生時における「緊急保護者会」などの疑似体験を通して、保護者や地域社会との協働のあり方について体得する。
【共通科目・領域④⑤と関連】
10教職員に関する危機管理①「教職員の服務」(講義・グループワークショップ)
・教育法規や教育公務員としてのコンプライアンスを学び、教育公務員としての職責や教師としての在り方・生き方について考える。
【共通科目・領域⑤と関連】
11教職員に関する危機管理②「教職員の服務(指導力不足)」(講義・グループワークショップ・プレゼンテーション)
・指導力不足教員・不適格教員の現状を理解し、それを生み出す背景について考えを深めるとともに、教員の服務義務、義務違反における不利益処分、組織への影響等について理解する。
【共通科目・領域④⑤と関連】
12教職員に関する危機管理③「教職員の不祥事(体罰)」(講義・グループワークショップ・プレゼンテーション)
・児童・生徒に対する体罰事例をもとに、事故の原因・背景や事故対応、事故の影響等を整理し、組織としての未然防止策等をまとめ発表する。
【共通科目・領域③④⑤と関連】
13教職員に関する危機管理④「教職員の不祥事(セクハラ/パワハラ)」(講義・グループワークショップ・ロールプレイング)
・児童・生徒に対するセクシャル・ハラスメントをもとに、事故の原因・背景や事故対応、事故の影響等を整理し、組織としての未然防止策等をまとめ発表する。
【共通科目・領域③④⑤と関連】
14教職員に関する危機管理⑤「教職員の不祥事(利害関係)」(講義・グループワークショップ・プレゼンテーション)
・利害関係者とのかかわりによる事故事例をもとに、事故の原因・背景や事故対応、事故の影響等を整理し、組織としての未然防止策等をまとめ発表する 。
【共通科目・領域④⑤と関連】
15教職員に関する危機管理⑥「教員のメンタルヘルス」(講義・グループワークショップ)
・教員がメンタルヘルスの不調を引き起こす要因・背景、組織への影響等を考える。
・まとめと評価
【共通科目・領域④⑤と関連】
テキスト テキストは使用しない。適宜、学習資料を配布する。 
参考文献 ○「学校の管理下の災害 令和元年版」独立行政法人日本スポーツ振興センター
○「学校の危機管理マニュアル 作成の手引き‐子供たちの命を守るために‐」平成30年2月 文部科学省
○「「生きる力」をはぐくむ学校での安全教育」平成31年3月 文部科学省
○「使命を全うする~教職員の服務に関するガイドライン~」平成29年5月 東京都教育委員会
○「教職員のメンタルヘルス対策について」平成25年3月 教職員のメンタルヘルス対策検討会議
○『教育小六法』最新版
その他、授業で適宜紹介。
 
学生に対する評価(評価の重点) ○授業内容毎にリフレクションシートや提出レポ―ト等により、受講生の学習過程や成果を確認し、必要に応じて指導を行う。
○グループワークやプレゼンテーションなどから、学習過程における参加態度やグループへの貢献度などを確認し、個別に指導を行う。
○講義等により身に付けた知識や手法を活用して、児童・生徒への指導や校内研修の改善方策を構築し、それらを具体的に実践しようとする意欲とビジョンを重視する。
○指導的立場にある教員として、同僚性に基づいた人材育成力の獲得状況を意見表明や提言内容、自己評価記録などから確認し、理解の深まりや実践力の向上を確認する。
 
履修制限等 教育学研究科(修士課程)の院生の履修[○可・可(但し履修制限の可能性あり)・不可] 
授業のテーマ 「学校や教職員を取り巻く諸問題と学校組織」「教育活動と学校安全」「危機管理の理論と実際」
「リスクマネジメントとクライシスマネジメント」「教職員の不祥事」「教職員のメンタルヘルス」
 
遠隔授業形態(ライブ配信/オンデマンド) 一部対面形式を取り入れた遠隔形式(Zoomによるライブ配信) 
その他 第1回(10/15),第7回(11/26),第8回(12/3),第9回(12/10),第15回(2/4)は対面形式。
その他は、遠隔形式の予定。受講者の状況により適宜判断する。
 
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