タイトル「2021年度 教職大学院シラバス」、フォルダ「2021年度 教職大学院シラバス-学校組織マネジメントプログラム
シラバスの詳細は以下となります。
ナンバリングは科目コードとは異なります。ご注意ください。
ナンバリングとは
科目コード   23000040 
科目名   教員のための学校組織マネジメント  
担当教員   金子 一彦  
対象学年   1年   クラス   03  
講義室   教職講義室2   開講学期   春学期  
曜日・時限   水2   単位区分   必修  
授業形態   講義・演習   単位数  
受講対象  教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P情報教育SP専攻科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P理科教育SP専攻科目、教育実践専門職高度化専攻教科領域指導P数学教育SP専攻科目 
備考  数学教育、理科教育、情報教育サブプログラム生対象 
ナンバリング   3E1P04 
到達目標 【学卒院生】
◎ 学校組織マネジメントの観点から、学校組織開発に関する基礎的理論や具体的な方策について理解し、学校組織の一員としてのマネジメント・マインドをもつことができるようになる。
◎ 若手教員の視点から実習校等を客観的に分析し、組織マネジメントを推進するための方策を提案できるようになる。
【現職院生】
◎ 学校組織マネジメントの観点から、学校組織開発に関する基礎的理論を修得するとともに、学校の現状と課題を的確に分析・把握し、学校内外組織をマネジメントする方策を探究・開発・実践することができる。
◎ ミドルリーダーや管理職の視点から勤務校を客観的に分析し、組織マネジメントを推進するための具体的方策を提案・実践できるようになる。
 
授業の概要 学校は組織である。組織とは、「一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団」をいう。学校が組織として成立することにより、個々人の力の総和を超えた力、すなわち「組織力」が生み出される。「チームとしての学校」に求められるのが、この「組織力」である。
本講義では、各学校がいかにしてそれぞれの特色を生かしながら組織力の高い学校運営組織を形成し、効果的な学校経営を展開していくかということについて、必要な知識や考え方を理解するとともに、学校分析の手法を通してそれらを実現するための具体的方策を検討する。
 
授業計画(授業形態)
内容
1オリエンテーション:なぜ「組織としての学校」が求められるのか(講義、ディスカッション)
〇授業計画、到達目標、授業の課題の内容と方法、授業形態、参考文献等の周知と確認。
〇今、学校に求められる「組織としての学校の対応」について、その現状、必要性について検討する。
2日本の教育改革と学校組織マネジメント①:学校経営改革の変遷(講義・演習)
〇臨教審以降の学校経営改革をめぐる政策動向について、中央教育審議会答申等を活用しながら展開を分析する。
〇様々なデータから社会の変化を読み取り、今後の学校経営の在り方を考察する。
3日本の教育改革と学校組織マネジメント②:「チームとしての学校」構想の検討(講義・グループワーク)
〇これからの学校組織の在り方として求められている「チームとしての学校」構想の背景並びに実践上の課題等について、学校組織及び外部アクターとの連携それぞれの観点から検討する。
4学校組織マネジメントの基礎①:学校組織マネジメントを支える組織構造とリーダーシップ(講義・演習)
〇マネジメントや組織に関する基本的な考え方を踏まえて「学校組織マネジメント」について理解する。
〇組織構造とリーダーシップ理論を踏まえて、勤務校や実習校等を俯瞰する。
5学校組織マネジメントの基礎②:学校評価(講義・演習)
〇学校の実態から学校評価に関する問題点を把握する。
〇保護者や地域との連携の視点から、学校評価の意義について理解を深め、学校評価の改善の方策を検討する。
6学校組織マネジメントの基礎③:教育行政と学校経営(講義・グループワーク)
〇学校と教育委員会の関係、国及び自治体における教育施策の立案・実施の仕組みを理解する。
〇学校組織マネジメントの視点から、学校と教育委員会との連携の在り方を検討する。
7学校組織マネジメントの方法①:組織学習と組織変革(講義・演習)
〇組織学習論を踏まえて、学校の実態及び学習する組織としての課題を見出し、学校を変革するための解決策を検討する。
8学校組織マネジメントの方法②:学校ガバナンスの多様化とコミュニティ・スクール(講義・演習)
〇学校ガバナンス論の変容を踏まえ、コミュニティ・スクール等先進的な事例を基に、これからの学校の在り方を検討する。
9学校組織マネジメントの方法③:教員一人一人のマネジメント・マインドの醸成(講義・演習)
〇教員一人一人のマネジメント・マインドを醸成するための具体的な方策を検討し、共有する。
〇学校経営計画とそれに基づく自己申告を通して、組織の一員としての自覚を高める方策を検討する。
10学校分析①:学校の組織特性と学校分析(講義・個人ワーク)
〇学校組織マネジメントの観点から学校を分析する方法であるSWOT分析を理解する。
〇SWOT分析を活用して、勤務校や実習校等を分析する。
11学校分析②:学校分析とアクションプラン(講義・グループワーク)
〇SWOT分析の結果をグループで共有し、新たな視点や気づきを得る。
〇分析結果を基に、アクションプランを考案して発表する。
12学校分析③:学校改善の具体的方策(講義・グループワーク)
〇先進的な学校改善の取組事例を調べ、その具体的方策を分析する。
〇分析結果を踏まえ、勤務校や実習校等における取組に活用する方策を検討する。
13私が実践する学校組織マネジメント①:学びの体系化と実践化(個人ワーク)
〇勤務校や実習校等で自身が実践する学校組織マネジメントの取組について検討する。
14私が実践する学校組織マネジメント②:プレゼンテーション(発表)
〇勤務校や実習校等で自身が実践する学校組織マネジメントの取組についてプレゼンテーションを行う。
15総括:教員の学校組織マネジメント(講義・発表)
〇これまでの学びを振り返るとともに、各自の学校組織マネジメント論を共有し、新たな問いを持つ。
テキスト 特に使用しない。必要な資料等は随時指示していく。 
参考文献 〇P.F.ドラッカー『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』ダイヤモンド社 2001年
〇北神正行『「つながり」で創る学校経営』ぎょうせい 2013年 
〇浜田博文『学校を変える新しい力』小学館 2012年
〇木原俊行『教師が磨き合う「学校研究」』ぎょうせい 2006年
〇河村茂雄『学校管理職が進める教員組織づくり』図書文化 2017年
〇佐古秀一ほか『学校づくりの組織論』学文社 2011年 
学生に対する評価(評価の重点) 毎授業のリフレクションペーパー、提出課題、プレゼンテーションの成果を重視する。これらに出席状況、授業への参加態度等を加えて総合的に評価する。 
履修制限等  
授業のテーマ チームとしての学校、学習する組織、学校改善、人材育成、学校評価、グループワーク、ディスカッション 
遠隔授業形態(ライブ配信/オンデマンド) Zoomによるライブ配信 
その他 原則的に対面形式で授業を行う。必要に応じて遠隔形式で行う際は適時連絡する。 
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