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科目コード
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70000200
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科目名
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人権教育
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担当教員
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李 修京
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対象学年
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1年
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クラス
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01
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講義室
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C401
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開講学期
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春学期
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開講時期
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春学期
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曜日・時限
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月2
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単位区分
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必修
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授業形態
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講義
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単位数
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2
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受講対象
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総合学芸領域:必修共通
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備考
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CA必修 対象:A理科、A学教P、A学心P、A国際P、B理科
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ナンバリング
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111971
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ねらいと目標
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人類の移動が激しいグローバル時代、文化の多様性とともに‘共生’への模索が時代の課題になっている。 一方では、競争の激化による弊害として生じる排他的動きも見え隠れしている時代になっている。 異文化・多文化理解、自文化理解への努力は必要だが、そのためにまず共有すべき普遍性とは何かを考える。その際、
①国際社会が培ってきた人権意識への動きや人権教育に必要な基本的知識を学習する ②地球社会における人類普遍の‘命の尊厳’と‘共に生きる’環境について様々な事例から学習する ③教育現場における人権意識の鼓舞と教師の役割
などを通して人権教育の基礎知識を身につけることを授業の目標とする。
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内容
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最初の授業でこれからの内容について詳細にガイダンスを行う。 基本的に人類の人権への取り組みについて確認し、国際社会における人権への動き、様々な人権問題に関わる動向を紹介する。また、日本国内の人権問題を確認後、諸問題についてどのように取り組んでいくべきかを考える。人権教育は窮極的に我々が生きやすい社会への約束を確認する授業でもある。基本的には教員が用意したPPTなどを用いて授業を行うが、随時、授業内容についてのコメント(リアクション)ペーパーなどで各自の意見を聞く機会を設ける。そういった意見はできる限り授業にも反映して行くようにする。
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テキスト
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李修京・林尚示・藤井健志共編『多文化共生社会のために―社会的公正に向けた人権・教育の視点から』明石書店、2025年3月発行。
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参考文献
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李修京編『多文化共生社会に生きる』(明石書店,2019年),李修京編『グローバル社会と人権問題』(明石書店,2016年増刷版)。その他、授業では様々な映像や新聞、最新事情の資料や文献などを紹介する。
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成績評価方法
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授業内容についての積極的な参画(コメントペーパーの提出)、最終回までの課題レポートの提出の評価、もしくは試験(成績評価については授業で詳細を説明する)を含む総合評価。
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授業スケジュール(展開計画)
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最初の授業ではガイダンスを行う。その後は世界や日本における様々な人権問題を含む人権事情を学習し、教壇で知っておくべき人権教育について学習する(国際社会の動きはもちろん、日本国内で発生する様々な人権問題や多文化共生への記事を読む習慣をつけましょう。)。なお、授業のテキストにある人権教育関連の専門家による講義も予定。授業の順番や内容は微調整あり。
| 回 | 内容 |
| 1 | 人権とは何か。なぜ我々は今になって人権教育について学習しないといけないのか、‘共生’のために人権の早期教育が十分になされていない現状についても確認してみる。 |
| 2 | 国際社会における人権への動きや諸問題、解決・改善への歩みなどを学習する(1) |
| 3 | 国際社会における人権への動きや諸問題、解決・改善への歩みなどを学習する(2) |
| 4 | ‘子ども’と‘貧困’と‘教育’と‘人権問題’について(1) |
| 5 | ‘子ども’と‘貧困’と‘教育’と‘人権問題’について(2) |
| 6 | 教育現場で見る人権教育・多文化共生事情について |
| 7 | 日本における人権問題や改善への動きについて(1)―少子高齢化社会による諸問題と今後の課題・外国人労働者との共生と人権意識 |
| 8 | 日本における人権問題や改善への動きについて(2)―子ども貧困など、貧困格差やいじめ問題について考える |
| 9 | 教育現場で見る人権教育・多文化共生事情について |
| 10 | ‘性’の多様性(1)ーLGBTQやXジェンダーなど、世界の動きから学校教育へ |
| 11 | ‘性’の多様性(2)ー個性や文化の多様性、教室で悩む児童生徒に対してあなたは? |
| 12 | 教育現場で見る人権教育・多文化共生事情について |
| 13 | 教員の役割と学校教育における人権教育について‘暴力’と‘差別’と‘偏見’ |
| 14 | 人権教育の総括―人権意識を高める早期教育を考える。 |
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授業時間外における学習方法
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授業で提示した人権内容に関する情報検索や新聞などを用いた学習。それらを調べる過程から得た知見、経験、認識によって学習力と人権意識をより高めることが出来る。また、自分らが生きるこの時代の国際社会や国内の時事問題について関心を持ち、日々のニュースに注目する習慣を身につける。‘なぜ?’‘どうして?’‘どのようにしたら?’という問題意識を有すること。
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授業のキーワード
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差別・偏見・暴力の構図、グローバリズム、多文化社会、文化の摩擦、人権問題、異文化理解、他者と自分の立場、国際人権事情、ジェンダー問題(性の多様性)、共生社会、教師と学校
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受講補足(履修制限等)
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この授業は多人数受講であるため、他受講生の授業を妨害する私語はご遠慮う下さい。なお、授業の流れのため、この授業では原則として4回目からの受講は認めないのでしっかり計画を立てて受講することが望ましいです。
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学生へのメッセージ
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‘明日のわが身’、‘当事者’としての相手の立場を理解すること。人権教育においては大事な言葉になります。自分同様、他者が存在し、他者(ひと)との相互作用で学校や社会が存在します。その際、異なる文化・異なる立場の人との関わりは偏見のバイアスを取り除き、理解を深めることで共生への可能性が高まります。そのため、①グローバル社会における様々な人権事情を学習すること、②我々が暮らすこの地球社会での‘共に生きる’ことについて考えること、をここでは学習します。
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実務経験のある教員による科目
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授業実施上の特記事項
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学内外からの専門家をお招きした講演会を行うこともあるため、受講生全員は授業Teamsに登録すること。
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その他
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やむを得ない欠席の場合、教員に事前連絡すること。
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