タイトル「2019年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2019年度 教育学部シラバス-道徳授業運営部会
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   道徳教育の指導法  
担当教員   永田 繁雄  
対象学年   2年   クラス   02  
講義室   C401    開講学期   春学期  
曜日・時限   水1   単位区分   必修  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程美術選修道徳の指導法、初等教育教員養成課程環境教育選修道徳の指導法、初等教育教員養成課程音楽選修道徳の指導法、初等教育教員養成課程数学選修道徳の指導法、初等教育教員養成課程ものづくり技術選修道徳の指導法 
備考  対象:A数学/音楽/美術/環境/もの ※B・C・D・E類履修不可 
ねらいと目標 小学校における道徳教育の意義や原理・目標・内容について、現代の道徳教育の基礎となる道徳的価値、道徳性の諸概念や歴史、いじめや情報モラル等の社会的な課題との関わり及び児童期の特性や幼児教育及び中等教育との関連をもとに理解する。その上で、小学校学習指導要領における道徳教育及び道徳科の目標及び内容の構成、道徳の諸計画作成の意義を押さえ、教育活動全体で行う道徳教育と道徳科との関わりについても理解する。
それらを踏まえて、道徳科の授業の特質を踏まえた多様な指導方法についての考えを深め、教材研究及び学習指導案の構成手順に即して、適切かつ効果的な学習指導案を作成することができるようにする。さらに、学習指導案を生かした模擬授業の実施や指導方法の工夫の基礎や評価の在り方を理解することを通して、実践的な指導力を身に付けることを目指す。 
内容 本授業では、主として前半に、道徳教育の基礎的な考え方、児童の道徳性の側面の発達、道徳科が位置づけられるまでの道徳教育の歴史的経緯、学習指導要領における道徳教育の位置付けと全教育活動における道徳教育の考え方などを学ぶ。
また、主として後半は、上記の理解の上に立ち、道徳科の授業の特質の理解と多様な指導方法などの理解を踏まえて、実際に学習指導案を作成し、授業のイメージの具体化と授業改善の視点の習得などのため、実際の授業の参観や視聴等や、小グループなどの模擬授業の機会をもつようにする。さらに、その手順を通して道徳科における評価の在り方や進め方の基礎を理解する。 
テキスト 特定のテキストは用いず、授業配布時のプリントや参考文献の内容を生かして進める。なお、文部科学省『小学校学習指導要領解説・特別の教科道徳編』は準テキストとして使用。東京学芸大学総合的道徳教育プログラム編著『教職資料・新しい道徳教育』の内容を適宜印刷するなどして活用する。 
参考文献 小学校学習指導要領,『小学校学習指導要領解説・特別の教科道徳編』,永田繁雄編著『小学校新学習指導要領の展開・特別の教科道徳編』(明治図書),永田繁雄編著『小学校新学習指導要領ポイント総整理・特別の教科道徳』(東洋館出版社),その他,授業の進捗の中でも示すことがある。 
成績評価方法 学期末の筆記によるまとめ〔1/3〕,学習指導案作成〔1/3〕,平常時授業でのコメントシートでの状況〔1/3〕等を踏まえて総合的に評価する。
 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1はじめに:道徳教育とは何か……子どもの心の成長と道徳教育の意義を考える(+受講のガイド)
2道徳教育と道徳科の目標……小学校学習指導要領における道徳教育・道徳科の目標や相互の関係をおさえる
3道徳教育で教える内容……小学校学習指導要領が示す道徳の内容とその構成(4つの視点と内容項目)をつかむ
4様々な教育課題と道徳教育……情報モラル、ESD、キャリア教育などと道徳教育の関わりを考える
5子どもの成長と道徳性の発達……発達的視点に立って道徳を考える(思想家や心理学者の知見を生かす)
6道徳教育の歩みと現在①……我が国における道徳教育の歴史を概観する(明治から昭和前期・昭和33年以降)
7道徳教育の歩みと現在②……海外の道徳教育から我が国の特色を考える(米・英・韓国などとの比較)
8道徳の諸計画と様々な教材……全体計画・年間指導計画と活用する各種教科書や教材を考える
9道徳授業の特質とその指導……道徳科における授業の基本的な在り方を考える(授業作りのポイントは何か)
10道徳科の学習指導案……小学校道徳学習指導案の内容とその作成手順を理解する
11道徳授業の多様な指導方法……授業で生かす多様な指導方法や多彩な創意工夫・手立てを心得る
12道徳授の指導の実際……道徳授業の映像等を通して実際の指導感覚をイメージする
13学習指導案を生かす指導の実際……学習指導案の交流とその模擬的実施などで実践的指導力を高める
14道徳教育と学級生活の実際……道徳教育と生徒指導(生活指導)や学級経営との関わりを考える
15おわりに:道徳における評価・展望……道徳教育の評価の在り方とこれからを考える(+受講のまとめ)
授業時間外における学習方法 第10回に示す学習指導案の書き方の説明等に基づき、指定の教材を生かした道徳の学習指導案を作成して提出する。 
授業のキーワード 道徳、道徳性、「特別の教科」道徳科、協働的な学習、能動的な学習、グループディスカッション
 
受講補足(履修制限等) 示された所定のクラスで履修すること。再履修者も自専攻(選修)の対象クラスを受講すること。ただし4年生以上において対象クラスがない学期には、開設されているクラスのうち取得する主免許の学校種のクラスであれば、いずれのクラスでも履修することができる。
なお、授業においては、受講生の関心や理解度などの状況により、講義順や重点の置き方を変更することもある
 
学生へのメッセージ 「特別の教科」である道徳科は、平成30年度(昨年度)から小学校段階で全面実施となり、本年度からは中学校段階で実施されます。本授業では、その動きを見据えて新しい学習指導要領の内容を踏まえて行います。 
その他  
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