タイトル「2018年度 教育学研究科シラバス」、フォルダ「2018年度 教育学研究科シラバス - 理科教育専攻
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   理科教育と自然科学Ⅱ(a)  
担当教員   中西 史  
対象学年   1年   クラス   01  
講義室     開講学期   秋学期  
曜日・時限   木6   単位区分   選択  
授業形態   一般講義   単位数  
受講対象  理科教育専攻化学コース理科教育専攻開設科目、理科教育専攻地学・環境科学コース理科教育専攻開設科目、理科教育専攻生物学コース理科教育専攻開設科目、理科教育専攻物理学コース理科教育専攻開設科目、理科教育専攻理科教育コース理科教育専攻開設科目 
備考   
ねらいと目標 我々が実生活を送る上で役立つ思考やスキルにつながる理科的・科学的な学習内容を,学校教育においてどのようにカリキュラム化できるかを考える. 
内容 実生活でこれから必要となる科学リテラシーの一例として「ゲノム解析」を取り上げ,身近になった個人ゲノム情報解析サービス等をどのように利用するか,しないかを考え,そのような判断を科学的に行うためのカリキュラムを考える.教科書として「遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える」(フランシス・S・コリンズ著,矢野真千子訳,NHK出版 2011)を輪読し,内容を理解し,どのような学びが必要かを議論する,その後,受講生の専門分野における提案を行う.
 
テキスト 「遺伝子医療革命 ゲノム科学がわたしたちを変える」(フランシス・S・コリンズ著,矢野真千子訳,NHK出版 2011) 
参考文献 「やわらかな遺伝子」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫マット・リドレー著 中村 桂子・斉藤 隆央訳)  
成績評価方法 授業への参加態度 50%,課題 50% 
授業スケジュール(展開計画) 下記の教科書の内容を輪読し,その後,受講生各自が考える
・今後ゲノム情報とどう付き合うのが望ましいか,自分はどうするか
・そのために必要な小中高のカリキュラムは?(現状の課題とその改善点)
・子どもたちに身につけて欲しい科学リテラシーとそのための学びの提案(各自の専門分野から) 
のカリキュラムについて議論する.

序論 もう,知らないではすまされない
1章 未来はとっくに始まっている(ポストゲノムの時代へ・DNAは生命の言語である・ヒトはみな一つの家族である・ヒトゲノムとパーソナルゲノム・出発点は家族歴を知ること・ヒトはみなミュータントである・新しいパラダイムを医療に)
2章 遺伝子のエラーがあなたに出るとき(遺伝の原則とキーワード・単一遺伝子の変異による病気・遺伝子の発見から治療へ?・食生活が命を救うこともある・別の目的の薬で助かることもある・遺伝病のスクリーニング・母体スクリーニング
出生前診断・着床前遺伝子診断)
3章 あなたの秘密を知るときが来た?(「よくある病気」の因子をゲノムに探す・最初の成功談は黄斑変性・発見の洪水・糖尿病の場合は?・リスク予測とRBI方程式・残りの遺伝子はゲノムのどこに?・消費者直販の遺伝子検査・受けると決めたら注意すべきことは?・個人ゲノムスキャン時代への公共課題)
4章 癌はパーソナルな病気である(ある乳癌一族の物語・癌はゲノムの病気である・癌は段階を経て進行する・遺伝子と特許の問題を考える・癌リスクを伝える側の注意点・遺伝情報による差別の問題を考える・その他の遺伝性の癌・遺伝性の弱い癌リスク因子・後天的に蓄積される癌リスク因子・ゲノム学が変えつつある癌の概念・分子標的薬・パーソナル対応の癌治療)
5章 人種と遺伝子(ところで,人種とは何か?・遺伝子バリエーションの出現頻度と地域差・ヒトゲノムの一部は自然淘汰された・DNAによる祖先探しの問題点・人種の分類は社会的なもの・集団館の遺伝学的傾向の違い・人種別医療ならいいのか?・特定人種向けの薬)
6章 感染症と遺伝子(詳細略)
7章 脳と遺伝子(詳細略)
8章 老化と遺伝子(詳細略)
9章 あなたの遺伝子にふさわしい薬をふさわしい量で(詳細略)
10章 一人ひとりが主役の未来へ(詳細略)  
授業のキーワード 科学リテラシー,カリキュラム研究,ゲノム情報,個人ゲノム解析サービス 
受講補足(履修制限等) 内容は,受講生の人数や希望に応じて調整する。 
その他  
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