タイトル「2018年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2018年度 教育学部シラバス - 国際教育(A類)
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   比較教育思想論  
担当教員   塚原 健太  
対象学年   2年   クラス   01  
講義室   N401    開講学期   春学期  
曜日・時限   月3   単位区分   必修  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  初等教育教員養成課程国際教育選修必修科目 
備考   
ねらいと目標 本授業では、新教育の思想の比較考察を行う。新教育は19世紀末から20世紀初頭にかけてみられた教育改革運動の総称であり、ヨーロッパのみならずアメリカや日本においても、それぞれ進歩主義教育や大正新教育と呼称される新教育運動がみられた。それら各国の新教育運動は、他の新教育における教育思想や教育実践を参照したり、受容したりすることによって進められたのである。したがって、新教育の教育思想は比較教育思想の観点から考察することが不可欠である。そのため、『大正新教育の思想』の通読を軸としながら、欧米と日本の教育思想の比較考察を進め、新教育の思想から看取される意義や教育学的な普遍性について考察することを本授業のねらいとする。 
内容 文献講読を中心に進める。『大正新教育の思想』の各章の担当者を決め、担当者はレジュメを作成し報告を行う。その報告を受けて、ディスカッションを行うことで理解を深めていく。受講者は、テキストを必ず読んでコメントメモ(A4版1枚)を作成し、それをもとに議論に積極的参加することが求められる。 
テキスト 橋本美保・田中智志編著『大正新教育の思想――生命の躍動』東信堂、2015年。5,184円。 
参考文献 田中智志・橋本美保(編著)『プロジェクト活動――知と生を結ぶ学び』東京大学出版会、2012年。
橋本美保(編著)『大正新教育の受容史』東信堂、2018年。
その他は、適宜指示する。 
成績評価方法 報告の内容(70%)、および議論への参加状況(30%)により評価する。  
授業スケジュール(展開計画)
内容
1オリエンテーション
2序章 大正新教育・再訪
3第1章 デューイ教育思想の基礎――自然の呼応可能性
4第2章 ドクロリー教育思想の基礎――全体化と生命
5第4章 モンテッソーリの教育思想――フレーベルとの決別がもたらしたもの
6第5章 八大教育主張の教育理念――愛に連なる生命
7第6章 及川平治の動的教育論――生命と生活
8第7章 稲毛金七の教育思想
9第8章 樋口長市の自学主義教育論
10第9章 手塚岸衛の「自由」概念――千葉師範附小における「自由教育」の実践を通じて
11第10章 千葉命吉の教育思想――「生の哲学」の系譜
12第11章 河野清丸の「自動主義教育」論――「灰色教育家」
13第12回 小原國芳の「田園都市」――「全人教育」をめぐる行動と物語
14第13回 北澤種一によるドクロリー教育法の受容――全体教育の実践思想
15第17回 北村久雄の「音楽的美的直観」概念――音楽教師としての音楽と生命の理解
授業時間外における学習方法 (1) 毎回の授業までに当該文献を全員が読んできて、報告者以外は、A4版1枚のコメントメモを作成し、積極的に議論に参加すること。
(2) 報告の担当になっている回では、レジュメを準備する。レジュメの作成にあたっては、単に文献の内容を要約するだけでなく、授業で議論したい内容を明示すること。  
授業のキーワード 大正新教育、実践思想、カリキュラム思想 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ  
その他 受講者の関心に応じて、講読を行う章や文献を変更することがある。 
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