タイトル「2018年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2018年度 教育学部シラバス - 保健体育科
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   運動生理学概論  
担当教員   渡辺 雅之  
対象学年   2年   クラス   01  
講義室   N304    開講学期   春学期  
曜日・時限   木2   単位区分   必修,選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  中等教育教員養成課程保健体育専攻必修科目、教育支援課程 教育支援専攻生涯スポーツコース選択科目B、初等教育教員養成課程保健体育選修選択科目A 
備考   
ねらいと目標 運動すると人体はどのような適応現象を示すのか、そのメカニズムとはどのようなものか、その変容の意味は何か、トレーニングや練習方法への応用可能な知識について、特に学校現場における視点から眺めながら広範で概括的な知識を得る。様々な現象に対して正しく考察する道筋ができるか、ロジカルシンキングできるかどうかが到達目標である。具体的には「なぜ」と問い、その解を求める方法を知ることである。 
内容 学校現場における諸状況を眺めると人体機能と運動の関連に関する知識や技能は体育という授業に限定されるものではない。朝起きる前のこと、つまり前日の睡眠状況から始まり、朝食の状況、授業中の姿勢の問題、見る、聞く、話す等五感との関連、コミュニケーション、昼食、休み時間の遊び、放課後における遊び、部活動、お稽古事・習い事(スポーツに限定されない)、気温や湿度の環境条件に関する諸問題、など数多くのものが考えられる。それらを視野に置きながら人体を系統的に並べた骨格、筋肉、神経等毎に論じるのではなく、事象や場面毎に関連する諸領域を俯瞰してゆくものとする。ゆえに、筋肉でいえば何度も触れられることとなる。 
テキスト 使用しない。 
参考文献 本講義が人体を系統的に扱わないため各回のテーマついて基礎レベルの人体解剖学や生理学を復習されたい。
配布資料における参考文献を参照のこと。 
成績評価方法 最終試験(70%)
レポート課題(10%)
小テスト(20%) 
授業スケジュール(展開計画)
内容
1授業ガイダンス:既存の系統的な(人体生理学上の)展開を横軸に、学校現場での事象を縦軸にした全体構想を開陳し、そのメカニズムや意味・意義を追究することとする。
2体力とは何か:ポピュラーな概念である「体力」を学校現場から解きほぐす
3健康問題を考えなおす:健康とは何か、旧来の健康観から脱し、改めて今日的な健康を問う
4早寝早起き朝ごはん運動に朝ウンチを:早寝早起き朝ごはん運動とは何か、そこに朝ウンチを付加する意味とは何か
5頭をよくするために:「頭がいい」と思われる現象を解読し、運動時における「頭の良さ」について考え直す

※小テスト実施
6運動・スポーツが上手くなるために:巧みさとは何か、何がそうさせるのか、神経筋協応能について考える
7運動・スポーツにおけるスタミナをつけるには:呼吸循環系、筋肉系、神経系から眺めるスタミナの実像とは何かを考える
8運動・スポーツにおいて力強くなるために:力強さの背景は筋肉だけではなく、全身の関与が不可欠である
9暑さと水分摂取で失敗しないために:熱中症による事故を未然に防ぐにはどうしたらいいのか

※小テスト
10姿勢をよくすることの効用:親や教師、指導者はなぜ姿勢を強調するのか、その意味を解き明かす
11体罰の問題を考える:体罰が心身へ及ぼす危険性を考え、人体の発達を見直すが、ここでの体罰とはオーバーワークを課すことやペナルティとしてのトレーニング、危険な運動等拡張的に扱うこととする
12運動によるコミュニケーションとは何か:「コミュ障」なる言葉が示すように現代社会でのコミュニケーションの意味と運動時のそれについて考える
13体調という不可思議なもの、気分とは何か:日々感じる「体調」とはいかなるサインなのか、気分との関係はどうなっているのかを考える。身体症状と精神症状との関連性や運動の効用について考える。
14期末試験
15試験結果への振り返りと最終回の講義「楽しいことの、運動する身体への効用」:期末試験を返却し、その結果を振り返るとともに、「楽しい」ことが心身にいかなる影響を及ぼすのか、現代社会における「楽しさ」が持つ意味を考察する
授業時間外における学習方法 配布資料の中にあることをまずおさえよう。その理解が第一歩です。
キーワードに限らず、専門用語についての正確な知識を積み上げてください。
その上で関連する事象について資料を探し求める手立てを自分なりに身につけてください。
インターネットで探すだけでなく、大学図書館をはじめ地域の図書館、学校現場や研究機関等ある現象について複数の資料や異なる見解を絶えず求めること、複眼的視点を持ってください。 
授業のキーワード 運動生理学、スポーツ生理学、教育生理学 
受講補足(履修制限等)  
学生へのメッセージ 小テストを2回実施します。重要なテストですので日々の学習の成果をここで発揮してください。授業中に話した内容を調べたり、課題を調べたりすることが不可欠です。板書を写すだけでは意味がありません。 
その他  
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