タイトル「2017年度 教育学部シラバス」、フォルダ「2017年度 教育学部シラバス - 多文化共生教育
シラバスの詳細は以下となります。
科目名   生態民俗論A  
担当教員   橋村 修  
対象学年   1年   クラス   01  
講義室   N102    開講学期   秋学期  
曜日・時限   金1   単位区分   選択  
授業形態   講義   単位数  
受講対象  教育支援課程 教育支援専攻多文化共生教育コース選択科目A 
備考  奇数年度のみ開講 
ねらいと目標 民俗学の基礎事項を学び、その基盤たる自然に対し人々がどのように関わったのか、その術をいくつかのトピックを通して学習する。 
内容 本講義では、前半に民俗学の基礎事項を学習する。その上で、自然と人との関わりをめぐる民俗、歴史を研究する視点について、諸事例をとりあげ講義していく。日本列島やアジアに生きる人々の自然観、生命観についても考える。具体的には、日本列島を中心にアジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、オセアニアの海辺や水辺で生きる人々の自然、特に魚とのかかわり方(捕り方、加工方法、食べ方、儀礼・・・)を取り上げる。
また、映像資料視聴や伝統食品の試食(ふなずし、くさや、鯨缶詰・・)を通し理解を深めていく。
取り上げた課題をめぐるいくつかの論文を読み、議論もしていただく。
現場見学が重要であるが、現実には実施することがなかなか難しい。それでも希望があれば、関東近辺の山村や漁村、離島のミニ調査、築地魚市場、大田区のり資料館、浦安市博物館等の見学会を実施する。 
テキスト プリント配布 地図帳 
参考文献 講義時に紹介しますが、関連文献を挙げておきます。
『図説民俗探訪事典』山川出版社
『日本民俗学』弘文堂
野本寛一『生態民俗学序説』白水社
山口弥一郎『津浪と村』
岸上伸啓編『捕鯨の文化人類学』成山堂
『生態(人類学講座)』雄山閣
『日本庶民生活資料集成』三一書房
『モンスーンアジアの生態史1~3』弘文堂
『漁の図鑑』海の博物館
澁澤敬三『日本魚名集覧1~3』角川書店
McCay,B.J.and J.M.Acheson eds.(1987).The Question of the Commons:The culture and Ecology of Communal Resources.Tuscon University of Arizona Press 
成績評価方法 授業時のコメントペーパー+中間レポート+試験.受講者数次第では、評価方法を変更することもある。1限の開講ですが、遅刻をしないように注意のこと。 
授業スケジュール(展開計画) 講義の順番や内容は、受講生に通告の上、変更することがある。
内容
1ガイダンス
2自然・災害と民俗
3経済伝承、農山漁村の民俗、分配と盗み
4人と人の絆、漁業と若者宿 
5マレビトと祭事、折口信夫の民俗学、芸能とは
6魚と人1
7土地や海の占有所有をめぐる民俗慣行:入会、地先、コモンズ、自然の保全・保存、景観論争と「景観権」
8生き物と人との関わり:ドメスティケーション(家畜、家禽、養殖)、ペット、屠畜、食糧増産政策と「衛生」をめぐる行政と地元慣行:その評価と観念。
9魚と人2
10「地魚」と「雑魚」の魚食論
11海や水辺の妖怪
12淡水魚利用をめぐる歴史民俗(ふなずし試食)、汽水域干潟の漁撈と農業
13自然観の比較:クジラ、イルカ、マグロ、ウナギ・・
14国内外の国立公園、海中公園、水族館にみる人と自然との関わり
15まとめと試験
授業時間外における学習方法 日頃から新聞等(新聞社のHPも)で授業に関連する記事に注意して集めて整理しておくと関心が深まります。また国内外を旅して自分の視点で「見聞」を深めて欲しいです。のびるのは今、そして動けるのも今だけです。 
授業のキーワード 民俗 生態 魚 回游魚 動物 文化   
受講補足(履修制限等) 春学期の橋村担当の地誌学概説を受講した上で履修すると理解が深まると思います。 
学生へのメッセージ 時間をみつけて旅(他火)してください。見ず知らずの他人の温もりに甘えることができるのは学生時代だけの特権だと思いますよ。 
その他 受講希望者は初回のガイダンスに必ず参加のこと。 
Copyright(C) 2013 NTT DATA KYUSHU Co.,Ltd All rights reserved.